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こいじゃがの写真

焼酎に合う簡単おつまみを作ろう!鶏チャーシュー

2021-11-16

こんにちは!ロサリオです。
SHOCHU PRESSの読者の皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?

サッカー好きのロサリオとしては、心配な今日この頃です!

ん?違うんでーす、大好きなサッカーのイタリア代表が、ワルドカップ欧州予選の大一番を迎えるんでーす!

フォルッツァ、イタリア! 日本代表

さて、今回の焼酎レシピは、「鶏チャーシュー」です。

鶏肉は、脂肪含有量が少なく、柔らかいのが身上。
皮はコラーゲンを、多く含み、健康食としても人気ですよね。
そんな、鶏肉のムネ肉でチャーシューを作ります。

銘柄や産地にこだわらない食材で、「ちょっと差がつく」レシピ

その前に、ちょっと道具の紹介。
前回の「豚の角煮」で豚肉を30分休ませましたよね。
その時に使用した、アミとトレー。

鶏チャーシューSERIAの写真

100円ショップのSeria(セリア)で購入しました。
一手間には、最適な道具なんでーす。
ロサリオのレシピは、銘柄や産地にこだわらない食材で、「ちょっと差がつく」レシピが、ストロングポイント。
今回も、アミとトレーで、「ちょっと差がつく」鶏チャーシューをご紹介しまーす。
鶏チャーシュー材料の写真

材料の紹介

【材料】2人分
・鶏ムネ肉・・・・・300g
・オリーブオイル・・適量
・塩・・・・・・・・適量
付け合わせとして
・ネギ・・・・・・・1/2本
・しいたけ・・・・・3ケ

〈調味料〉
・醤油・・・・・・・50cc
・焼酎・・・・・・・50cc
・砂糖・・・・・・・大さじ1杯
鶏チャーシュー仕込み写真

腐敗をコントロール

というわけで、早速ですが、鶏肉をアミとトレーに。
そして、このまま、冷蔵庫で3日間寝かまーす!!!

食品の腐敗は、細菌が関わってますが、温度、水分などによって活発になります。
なので、それらを適度に管理することによって、腐敗をコントロール。
特に食品を冷蔵庫で保管する場合は、容器(トレー)との接着面をなくすことが大事なんでーす。

肉の接着面の図

トレーの上に、アミを乗せることによって接着面をなくしているのでした。
つまり、肉から出る水分を、管理しているのでーす。
なので、3日間冷蔵庫にいれても大丈夫。

鶏肉を寝かせる写真

初日から3日目の写真です。
だんだん色が変わってきてますよねー。
これは、腐敗ではなく、「熟成」といいます。

それでは、3日間寝かせた鶏肉で調理開始!

鶏チャーシュー調理写真1

1. フライパンを十分に熱してから、皮目から焼いていきます。
鶏チャーシュー調理写真2

強火で皮目を焼いたら、中火にして蓋をします。だいたい10分くらい。

鶏チャーシュー調理写真3

2. 裏面を焼きます。こちらもだいたい10分くらい。
豚の角煮同様にカットはせずに。塊肉の方がオススメですよー。

鶏チャーシュー調理写真5

3. ここで再度、アミとトレー登場!10分休ませます。
見てください。プリッとしているのがわかると思います。

丁寧に火入れをすると、縮まずプリッとしまーす。

鶏チャーシュー調理写真6

4.フライパンには、鶏の脂とエキスが残っています。これをソースとして使用します。鶏肉を休ませている間に、調味料を入れ、味を整えます。

鶏チャーシュー調理写真7

付け合わせも入れて、火を通します。

鶏チャーシュー調理写真8

5.再度、十分に休ませた鶏肉をフライパンに戻して、ソースにくぐらせて完成でーす。

鶏チャーシューカットの写真

どうですか、しっとり焼きあがっていまーす。

ムネ肉は、モモ肉より脂肪分が少なく、パサパサしている印象ですが、3日間、寝かせることによって、味が凝縮。
弾力のある噛み応えが生まれ、鶏肉本来の旨味が期待できます。

では、鶏チャーシューをいただきます。

こいじゃがの写真

さっぱりとした甘味とフルーティーな香り

鶏肉はさっぱりした甘味を感じるので、シャープでフルーティーな香りの焼酎がよく似合います。
そこで、今回は「こいじゃが」をチョイス!

【こいじゃが】
鹿児島酒造/鹿児島県阿久根市栄町130
主原料/芋(黄金千貫)
麹菌/黄麹
度数/25度
蒸留/常圧蒸留

鹿児島酒造は、明治後期から昭和の初めに隆盛を極めた、杜氏集団「黒瀬杜氏」の伝承蔵です。
当蔵の杜氏は、平成25年「現代の名工」、平成27年「黄綬褒章(おうじゅほうしょう)」をそれぞれ受賞。
業界屈指の実力者が集う焼酎蔵です。

この銘柄は、取り扱いが難しいと言われる黄麹を採用。
芋焼酎にあって、吟醸香が感じられる逸品です。
当蔵の技術力の高さが、伺い知れます。

17.鶏チャーシュー食べる写真

今回も、ロックでいただきます。

香りは華やかさを含んでおり、ライチや白い花の香り、かすかに蜂蜜の香りがします。
グラスに注ぐと、サツマイモの甘い香りと、かすかな蒸したコメの香り。
黄麹由来の吟醸香は強くないものの、かすかに感じます。
フルーティーでシャープさが際立っています。
余韻はそれほどでもないですが、口には心地よい甘さが残ります。

すっきりとした、飲み心地爽やかな焼酎です。

黄麹由来のフルーティーさと、鶏肉のさっぱりした甘味の相性がとてもグッド。
吟醸香も、3日間寝かせて獲得した、熟成香を際立たせてくれます。
また、鶏肉の脂を含むソースを、口の中をすっきりと洗い流してくれます。
ワインや日本酒と比較してアルコール濃度の高い焼酎は、油分の強いソースとの相性が良んだなー、と実感。

鶏チャーシューの写真さて、いかがでしたか?
銘柄や産地にこだわらない食材で、「ちょっと差がつく」レシピ。
皆さんも是非、試してみてください。

それでは、チャオ!

 

 

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