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焼酎の苦手なパートナーにすすめるべき一本とはの写真

焼酎を敬遠しているパートナーに勧めるべき1本とは?

敬遠ポイントを持ったペルソナを仮定

SHOCHU PRESSの読者の皆さんは、焼酎がお好きだと思います。
もちろんですよね!
焼酎の力を世界に伝えたい、という思いをご共有いただけていると勝手に想っとります。

ただ、パートナーやご友人の中には、焼酎を敬遠している方もいると思います。
これは、SOCHU PRESS編集部も日頃から、しみじみ実感しております。

とはいいつつも、そんな敬遠している方でも焼酎の力が伝わると、ファンになってくれるのもまた事実。

ですので、敬遠ポイントを持ったペルソナをいろいろ仮定して、勧めるべき1本を考えてみました。

今回のペルソナは、こんな方。

・ワイン好き。和酒(焼酎、清酒)は敬遠しがち。
・ワイン、日本酒などの醸造酒好き。蒸留酒は敬遠しがち。

どうでしょうか。
実は、編集部の周りにも、ちょうどこのような方がいます。
仮名をチャーリーとします。

チャーリーの焼酎敬遠ポイントを深堀する

チャーリーはさらに、
・PCやスマホはいつも最新機種=流行り物好き
・週に3回は外食する=グルメ
・友人・知人がやたら多い=人づきあいが良い/許容力がある
・いつも身ぎれいにしている=スマート
・上下関係が嫌い=古い価値観が苦手
が、特徴。

一度チャーリーに、焼酎を進めたところ、
「んー、ちょっとないかなー。だってアルコール濃度が高すぎ」との返事。

“スマート”なチャーリーには、焼酎はアルコール濃度が高く、強酔イメージが強いのです。

一方、焼酎の飲み方は多様なので、水割り、お湯割りにすれば、解決するハズ。
しかし、”古い価値観が苦手”なチャーリーは、昭和のお父さんを想起する水割りは、敬遠ポイントなのでした。

まとめると、
・強酔
・割って飲む
が敬遠ポイントです。

なので、
・強酔しない(アルコール濃度が低い)
・割らない(そのまま飲む)
ワインや日本酒はオッケーなのです。

ただ、”許容力がある”ので、提案する焼酎次第では、気に入ってくれると思います。

はて、そのような焼酎はあるのでしょうか。

割り水のイラスト

割り水に敬遠ポイントの解決のカギが

ところで、焼酎は割水をします。
割り水は、焼酎のアルコール度数を調整するために加える水。
蒸留したての焼酎原酒のアルコール度数は、一般的には40度程度に設定されますが、これを、25〜35度にまで下げてから出荷するために割り水をします。
ここらの話は、「焼酎の素晴らしさを世界に伝えたい! 〜水の話〜」でしましたよね。

私たちが、焼酎を自前で割る前にすでに、「水割り」されていたのです、という話。

でも、この割り水。
一般的な焼酎は25度で調整しますが、厳格な規制はないです。
つまり、下限はない!

一方、焼酎は、飲み方が多様ですので、一般的な焼酎は、ストレート、ロック、水割り、お湯割りで楽しまれています。

ただ、焼酎の盛んな鹿児島県では、ロクヨンで飲まれることが多いようです。
焼酎ブームの時には、TVコマーシャルなどでも有名なコピーだったので、ご存知な方もいると思います。
ロクヨンとは、焼酎6(ロク)に対して、お湯が4(ヨン)という割合のこと。
この割合は、アルコール度数にすると、15度になります。

焼酎仕上がり度数表

だったら、割り水を最初から、15度までに調整することは可能なハズ。
割り水に下限はないのですから。

だんだん、チャーリーの敬遠ポイントの解決に近づきます。

その名は「球」

宮崎県児湯郡高鍋町に立地する黒木本店。
「百年の孤独」の造り手として焼酎ファンなら、一度は耳にしたことがある蔵。
当時は革新的とされた、長期樽熟成焼酎を完成させ、”琥珀色”マーケットに参入。
焼酎業界、否、酒業界を席巻します。
その後も、芋焼酎の「㐂六(きろく)」をはじめとして、「中々」、「野うさぎの走り」、「爆弾ハナタレ」など素晴らしい焼酎銘柄をスマッシュヒット。

そんな伝統と革新を合わせもつ黒木本店の商品に、チャーリーの敬遠ポイントを解決してくれる焼酎がありました!

その名は「球」といいます。

焼酎球の写真

球(きゅう)
黒木本店/宮崎県児湯郡高鍋町大字北高鍋776
主原料/芋(タマアカネ、コガネセンガン)
麹菌/黒麹・白麹(米)
度数/14度
蒸留/常圧蒸留

アルコール度数は、14度。

この銘柄は黒木本店4代目次男の若き専務が、割らずに楽しめるお酒の理想形を結実させた、芋焼酎です。
焼酎_球の写真_2

なで肩で黒いボトルは、ほとんどブルゴーニュ―ワインのフォルムのよう。
ワイングラスで、もちろんストレートのまま飲みます。

さすがの、伝統と革新を合わせもつ黒木本店です。
「百年の孤独」においては、長期樽熟成焼酎を完成させ、ブランデーやウイスキーの”琥珀色”マーケットに参入。
この「球」においては、アルコール度数14度を商品の幹として、日本酒、ワインの10~16度数マーケットに参入したのです!

イタリア料理がよく似合います!

焼酎球とイタリア料理の写真

チャーリーに提案

チャーリーに「球」を提案したところ、大好評。
もともと焼酎は、嫌いなわけではなかったのです。
ただ、スマートなチャーリーには、焼酎を”飲むシーン”が具体化できていないようでした。
むしろ、”グルメ”で、”情報に敏感”なので、情報発信力がある「球」のような焼酎を求めていたのです。

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