黒霧島と桃屋商品をペアリング!
黒霧島の造り手である霧島酒造は、年商約630億円の本格焼酎業界が誇るマンモス企業。
「クロキリ」という愛称が浸透している通り、マーケティングも秀でています。
その認知度からの引き合いの多さで、どの酒屋にもラインナップされる、本格焼酎の定番と言っていいくらいです。
そんな手軽に楽しめる「クロキリ」と、世界に誇る酒盗メーカーである桃屋の商品をペアリングしてようと思います!
黒霧島とはこんなお酒
黒霧島(くろきりしま)
霧島酒造/宮崎県都城市下川東4丁目28号1番
主原料/芋(コガネセンガン)
麹菌/黒麹(米)
度数/25度
蒸留/常圧蒸留
先代の江夏順吉氏は、「本咯焼酎」という呼称の名付け親でもあります。
哲学は「最高の素付をもって最高の味わいが生まれる」です。
工場は、霧島連山を望む地にあり、地下から湧き出ず霧島裂罅水(きりしまれっかすい)は量・質において、最強の仕込み水と言われます。
もちろん、新鮮なコガネセンガンなど厳選された原材料を使用。
1916年(大正5年)の創業時から黒麹を使用。
100余年にわたる伝統に、最新の技術が融合。
ロックがオススメです。
香りは、黒麹由来ののシャープさを感じます。蒸したサツマイモの香り、スパイスの香りやロースト香が加わっています。蒸米の香りや、はのかに熟した果実の香り、ミネラル香などを感じます。
味わいは、まろやかでふくよかな第一印象から、広がりには黒麹からのシャープな辛口。
余韻は、心地よい苦味を残します。
さあ、それでは、黒霧島と、桃屋が誇る日本の酒盗とペアリング開始です!
・いか塩辛 284円
出ました!桃屋最強の酒盗。
「ごはんですよ」、につぐ、冷蔵庫における定番在庫品。
この商品で、塩辛デビューした人も多いハズ。
商品名そのままっていう、ネーミングもすごいですよね。
パッケージに「国産するめいか」使用との記載があります。
国産のするめいかは、塩辛に最もふさわしいといわれているのだそう。
何十年の実績に基づいた、ノウハウがあるのでしょうね。
なんと、保存料も不使用!
桃屋のいかの塩辛は、世界に誇る日本産保存食といっていいですね。
臭みが全くない。
食感がコリコリして、噛めば噛むほど、いかの旨味が口の中に広がります。
また、心地よい塩味が黒霧島の持つ、蒸したサツマイモの甘みを際立たせてくれます。美味美味。
・福神漬 208円
福神漬といえば、カレーライスのお伴として有名。
ただ、この桃屋の福神漬けは、酒盗として実に秀逸。
ややもすると、甘みが際立ってしまう福神漬けが多い中、塩味も効いていてバランスがグッド。
原材料には、大根、なす、きゅうり、なた豆、れんこん、しそ、生姜を使用。
万遍なく調味料によって着色されていますが、これら7種類の野菜が確認できます。
味わいと歯ごたえによって。
黒霧島のグッとくるキレが、福神漬の熟成香を口の中で膨らませます。
この熟成香は。7種類の野菜を一つにまとめて、実にバランスよく焼酎と絡み合います。
・味付メンマ 248円
ラーメンのトッピング具材の定番ですが。酒盗としての破壊力もなかなかのものがあります。
ほかの酒盗と比較して、塩味が抑えられている分、いつまでも食べ続けらるほど。
柔らかさの中に、噛み応えのある食感は、ラーメン屋さんでもお目にかかれないくらい。
それは、こだわりの原材料の選定と、製造工程によるものだと思います。
原材料は台湾産麻竹(マチク)の竹の子の柔らかい成長部位だけを厳選。
竹の子の節の固い部分は全て廃棄し、柔らかい部分だけを乳酸発酵、その後に熟成・天日乾燥しているそうです。
しょうゆ、砂糖、ごま油の香りを効かせた味わいと、黒霧島の黒麹由来のピリッとした辛口がよくマッチします。
・梅ごのみ 227円
体が梅干しを欲しているときは、
・食欲不振のとき
・二日酔いのとき
・疲れているとき
ではないでしょうか。
疲れていて、パワーが不足しているときに、梅干しが食べたくなる。
つまり、元祖、パワーフードなワケです。
この梅ごのみは、蓋を開けるだけで、パワー補給できる優れもの。
酒盗としても、イケます。
鰹節・昆布が入っていて、アミノ酸全開といった感じ。
また、りんごが入っているので、塩味、旨味にプラス甘味がアクセント。
黒霧島のコクを、奥行きのある味わいがまとめてくれます。
・鯛みそ 297円
この「鯛みそ」は、1920年(大正9年)の桃屋創業時から続く、伝統の定番商品です。
「ごはんですよ」より社歴が古い!
その正体は、上品な甘みの白甘みそとコクのある白辛口みその2種類の米みそをブレンドし、イトヨリ鯛のそぼろと砂糖を加えた甘口の調味みそ。
「みそで呑む一杯、酒に毒はなし」のことわざもある通り、古くから味噌は酒盗として親しまれていました。
この「鯛みそ」は塩味が味の輪郭を整えていて、黒霧島のスパイシーな香りとグッドな、ペアリング。
焼酎と、みその組み合わせは、ハマりそう。
これで以上です。
桃屋の商品は最強の酒盗であると、実感したしました。
この味わいのある塩味は、黒霧島の持つシャープな苦味さと、芋の甘みの相性はバツグン。
みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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