コンビニで選ぶ焼酎おつまみ 〜セブンイレブン編 第六弾〜
焼酎にあう、つまみを求めて 〜セブンイレブンで購入した焼酎とつまみの実食レポート〜
セブンイレブンで購入した焼酎と焼酎に合った、つまみの実食レポート第六弾です。
セブンイレブンの惣菜は、つまみとして最高です。
今回も、焼酎にあったおつまみを6品選びました。
さて、レポートはいかに。
今回の焼酎はコチラ!
「薩摩酒造(株) 黒白波(くろしらなみ) 芋(200ml 238円(税別))」です。
【黒白波(くろしらなみ)】
薩摩酒造/鹿児島県枕崎市 立神本町26番地
主原料/芋(黄金千貫)
麹/黒麹(国産米)
度数/25度
蒸留/常圧蒸留
「黒白波」は、「ロクヨン」をキャッチコピーに芋焼酎を全国区にした「さつま白波」の黒麹焼酎。
発売は2002年で、黒麹が再評価され始めた頃になります。
芋焼酎本場の大手酒蔵が、黒麹を使用した焼酎を発売するとあって、注目を集めた銘柄。
当初は、有名タレントを起用したテレビCMも流れていましたので、ご存知な方も多いハズ。
キャッチコピーは「ちょい水」でした。
サイズの豊富さが特徴で、今回は200mlのペットワンカップをチョイスました。
おつまみを大量に買い込む時には、ジャストのサイズ。
このサイズ選択の”多様性”も嬉しいですよね。
蓋を開けると、蒸した芋の香り。ふくよかな印象で、少し花の香りがします。
芋の香りが口中に広がりますが、シャープさがあります。
ただ、黒麹由来の粘度を若干、感じます。
このあたりは、実に芋焼酎らしい力強さがあります。
今回は、ロックで飲むことにします。
飲み切りサイズのペットワンカップで、心置きなく焼酎を楽しみたいと思います。
ということで、今回購入したのは、こちら。
・さばのおろしぽん酢 258円(税別)
・たまごサラダ 118円(税別)
・スモークサーモン 278円(税別)
・枝豆 158円(税別)
・鶏の炭火焼 168円(税別)
・粗挽きサラミ 198円(税別)
どれも焼酎にあいそうな、おつまみです。
では、いただきます!
・さばのおろしぽん酢 258円(税別)
セブンイレブンのサバ惣菜にはハズレがないです。
以前の「オリーブオイルさば」、「金華さばを使った 炙りしめさば」など、どれも秀逸でした。
さばは、九州での水揚げも多く地理的背景として焼酎との相性は良いと思うのですが、家でのサバ惣菜のレパートリーは限られます。
そんな中、本当に嬉しい数々。
今回も、おろしぽん酢を使用した惣菜。
この惣菜のストーリーは、さば塩焼きからポン酢ソースにくぐらせるシーンを切り取ったもの、だと思います。
ぽん酢の漬かり具合が絶妙。
さばの量も、歯ごたえが感じられて、美味美味。
また、このパックに入った惣菜シリーズは、サイズが申し分ないです。
「黒白波」のキレと、ぽん酢の酸味のバランスが最高です。
・たまごサラダ 118円(税別)
たまごのパートは、黄身と白身の2つに分かれています。
それぞれ、
黄身→味が濃い
白身→食感が独特
が特徴。
フランス料理に、そんなたまごのパートの特徴を活かしたソースがあります。
黄身とオイルと乳化させたソース。
ただ、黄身とオイルを乳化、と聞くとマヨネーズを連想しますが、さにあらず。
何と、茹でたたまごを使用したソースなのです。
それで、このたまごサラダ。
黄身→ソース
白身→具
と、そんなたまごの特徴を知悉した一品なのです。
そこらのたまごサラダとは一線を画す出来栄え。
「黒白波」はキレが身上ですから、濃厚な黄身ペースのたまごサラダを、スッキリと胃に流し込んでくれます。
・粗挽きサラミ 198円(税別)
今回はお肉が少ないかな?と思っていたところに、この粗挽きサラミ。
濃厚に「肉感」を感じます。噛み応えのある触感も魅力。
噛むというより、噛みちぎるといった表現の方がふさわしいかも。
生ハムや、その他ヨーロッパのシャルキュトリーといわれる乾燥系肉加工食品も認知が広がっていますが、往年から活躍するサラミはどこか安心感があります。
濃厚な肉の味と、「黒白波」黒麹由来の粘度が、長〜い濃密な余韻を奏でます。
・スモークサーモン 278円(税別)
おつまみを探す中で、どうしても気になるのがレアなお魚。
つまりは刺身なワケですが、なかなかコンビニではお目にかかれません。
しかし、このスモークサーモンは、そんな諦念をくつがえすパワフルさが魅力。
この出来栄えは、デパ地下で販売されている、スモークサーモンとなんら遜色ない出来栄えです。
マリネの漬かり具合、スモーク加減、デパ地下どころか、ホテルで製造されているものと同等かも。
あと、量もジャスト。
マリネ液の塩、オイリー加減と「黒白波」の芋の蒸した香りが絶妙のハーモニーです。
・鶏の炭火焼 168円(税別)
この鶏の炭火焼は宮崎名物の一品。
裸火の上で直接焼き上げるので、真っ黒に焦げた見た目がインパクト大。
この料理の特徴は、苦味だと思うのです。燻製香ではなく。
宮崎の名物料理に「黒白波」に合わないワケがありません。
といいますか、この苦味は「黒白波」を代表する焼酎しかペアリングできないかも。
うーん、滋味深いです。
鼻に抜ける焦げ臭は、唯一無二。
焦げ料理は他には米飯の「おこげ」がありますが、こちらは突き抜けて焦げを感じます。
・枝豆 158円(税別)
おつまみレパートリーのバランスを考える時、野菜の摂取は気にしたいところ。
タンパク質素材と、塩とオイリーに偏りがち。
そんな中、無類の強さを誇るのが、枝豆。
豆類と思われがちですが、立派な緑黄色野菜。
中でも、ぶっちぎりのメチオニン含有量を誇り、二日酔い予防最前線の食材でもあります。
扱いが難しいと長年、惣菜としては不向きと思われていましたが、ここに解決。
摘むとプリプリの触感がここに再現。
深〜い、ところで感じる野菜の油分も感じられます。
セブンイレブンありがとうございます、の一言。
枝豆に合わない酒類などないです。
「黒白波」は辛口を前面に出して、枝豆とコラボします。
今回は以上です。
みなさん、いかがでしたか。
セブンイレブンはおつまみの宝庫!
セブンイレブンのおつまみの旅は、まだまだ終わることはなさそうです。
皆さんも、今日のつまみはセブンイレブンで購入してみてください。
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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