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紙パックの焼酎の特徴とは? おすすめの3選とともに紹介

焼酎は美味しいだけでなく、「糖質ゼロ」「血糖値の上昇を抑える」といった健康によい効果もたくさんあります。
焼酎を家に常備して愛飲している方も多いことでしょう。
さて、焼酎には瓶入りと紙パック入りがあります。
「瓶入りの方が高級そう」「紙パック入りは品質がイマイチではないか?」といったマイナスのイメージがありますが、それは全くの間違いです。
この記事では、紙パック入り焼酎の特徴やメリット、おすすめの3銘柄を紹介します。

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紙パック焼酎の特徴とメリット

はじめに、紙パック焼酎の特徴と購入するメリットを紹介します。
瓶入りのものと比べるとどのような違いがあるのでしょうか?

紙パックは入手しやすく持ち運びも楽の画像

紙パックは入手しやすく持ち運びも楽

紙パック焼酎の最大の特徴は「軽さ」です。
一升瓶は約950g、四合瓶は約400g程度の重さがあり、これに焼酎自体の重さが加わります。
一方、紙パックの重さは数十gです。1.8ℓの焼酎を入れても2kg未満です。
輸送コストも減らせるので、蔵元から遠い場所まで持ち運びも簡単で、まとめ買いもしやすくなっています。
コンビニなどでは瓶入りの焼酎より紙パック入りの焼酎を多く取り扱っているところも珍しくありません。

捨て方が簡単の画像

捨て方が簡単

瓶の場合、買った店舗にリユースしたり自治体に「リサイクルゴミ」として回収したりしてもらわなければなりません。
自治体によって、ゴミ出しには「よく洗う」「汚れているものは回収不可」など細かいルールがあり、回収日も少なめです。
重さもあるので回収場所まで何本も瓶を抱えて行くも大変です。
リユースも一升瓶のみだったり、回収できない色があったりします。
一方、紙パックは小さくたたんで燃えるゴミとして捨てられます。
まとめて捨てられるのはもちろんのこと、お花見など屋外での飲み会にも便利です。

保管に場所を取らない画像

保管に場所を取らない

1.8ℓ入りの紙パック焼酎と一升瓶を比べると、紙パックの方がコンパクトで場所を取りません。
冷蔵庫での保管もできます。

紙パックは種類も豊富の画像

紙パックは種類も豊富

瓶入りの焼酎は、1.8ℓ・900ml・720mlの3種類が主なラインナップです。
一方紙パックは、同容量に加えて500mlや180mlの製品があります。
「初めての銘柄を試したいが、口に合わなかったらどうしよう」と迷っている人にとって、少量パックは嬉しいものです。
また、それほどお酒を飲まない人にとっても、少量パックは最後まで焼酎の風味を損なわずに飲めるのでおすすめです。

紙パックは焼酎の質が良くないというイメージは本当か?

さて、このように便利な紙パックですが、「紙パックの匂いや風味が焼酎に移って質が低下する」というイメージが根強いのも事実です。
「紙パックの焼酎は風味が悪い気がするので、あえて瓶入りを選んでいる」という方もいるでしょう。
紙パックはポリエチレンで内側がコーティングされています。ポリエチレンには匂いを吸収する性質があるため、焼酎の匂いが吸収されてしまうのは事実です。
ただし、吸収されてしまう量はごく僅かなため、風味に影響を与えることはありません。
また、紙の匂いが焼酎に移ることもないので、瓶の焼酎と品質は同様です。

本格焼酎も紙パックで販売されているの画像

本格焼酎も紙パックで販売されている

値段の高い本格焼酎は瓶で販売されるもの、というイメージを持っている方もいるでしょう。
しかし、現在は輸送コストや買いやすさを考えて本格焼酎も紙パックで販売されるものが増えています。
一例を挙げてみましょう。

・黒伊佐錦:平成26酒造年度 鹿児島県本格焼酎鑑評会にて総裁賞代表受賞を受賞した逸品。
紙パックは、1.8ℓと900mlが販売中

・薩摩 黒七夕:厳選された水と黒麹、黄金千貫をつ使った本格焼酎。
紙パックは、1.8ℓを発売中
どちらも人気が高い焼酎で、値段も瓶のものと大差がありません。

最後まで美味しく飲める! 紙パック焼酎の保管方法

焼酎はアルコール度の高いお酒なので、賞味期限が設定されていません。
しかし、保管方法によって風味が劣化することもあります。
ここでは、最後まで美味しく飲むために紙パック焼酎の保管方法を解説します。

収納の画像

直射日光の当たらない涼しい場所で保管

太陽光に含まれる紫外線は、焼酎や容器を劣化させてしまいます。
開封前・開封後のどちらも直射日光の当たらない涼しい場所に保管しておきましょう。
気温の極端な変化も焼酎の風味を劣化させてしまいます。
置き場所があるなら、冷蔵庫内での保管もおすすめです。

開封したら早めに飲み切る画像

開封したら早めに飲み切る

お酒は空気に触れると雑菌が入り、品質が変化します。
開封した紙パックの焼酎は栓をしっかりとしめて冷暗所に保管しましょう。
どんなに遅くても開封から1年半以内に飲み切ってください。
飲みきれない場合は、お酒のように料理に使うこともできます。
特に、豚の角煮、青魚の煮物など素材の癖がつよい料理に焼酎は適しています。臭み消しにも役立ちます。

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焼酎を入浴剤に使う方法

どうしても使い切れない焼酎は、お風呂に入れると血行促進効果や美肌効果が期待できる入浴剤として使えます。
お風呂を沸かしたらコップ一杯の焼酎を入れてそのまま入浴してください。
黒糖焼酎など甘い香りのする焼酎はリラックス効果もあります。
ただし、肌の弱い方はアルコール刺激でかぶれることもあるので、心配な場合は焼酎を少量コットンに取り、腕の内側を拭ってください。皮膚が赤くなった場合は使用しないほうがいいでしょう。

紙パック焼酎おすすめ銘柄3選

ここでは、紙パックで販売されている焼酎のうち、おすすめ銘柄を3つ紹介します。
スーパーやコンビニでも手に入れやすい商品です。

焼酎「黒霧島」の画像

黒霧島

霧島酒造創業者である江夏吉助氏によって作り出された黒麹仕込みの芋焼酎です。
とろりとした甘さと切れ味の良い後味が特徴。
和洋中だけでなくエスニック料理との相性も抜群です。
飲み方はロックや水割りのほか、ハイボールもおすすめ。
紙パックは1,8ℓが販売されています。

焼酎「いいちこ」の画像

いいちこ

麦焼酎の代表格といえる有名な銘柄です。
紙パックは、20度と25度の商品が販売されており、1.8ℓと900mlの2種類があります。
「下町のナポレオン」のキャッチコピーどおり、スッキリとして飲みやすい味が特徴です。
ロックや水割りのほか、焼酎ハイボールにしても美味しく、初心者でも飲みやすいでしょう。

れんと

れんとは、奄美大島開運酒造が製造・販売している黒糖焼酎です。黒糖焼酎といえば真っ先に「れんと」を思い浮かべる方も多いでしょう。
甘い匂いと癖のない味わいで、焼酎初心者にも飲みやすい味です。
紙パックは25度のものが1.8ℓサイズで販売されています。

まとめの画像

まとめ

今回は、紙パック焼酎のメリットと特徴、おすすめ銘柄を紹介しました。
瓶入りの焼酎に比べると高級感はやや劣りますが、家のみ用としてはメリットがたくさんあります。
品質も瓶入りのものと同様です。
これから焼酎をいろいろ試してみたいという方は、少量紙パックの焼酎を飲み比べてみるのもおすすめです。

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