コンビニで選ぶ焼酎おつまみ 〜セブンイレブン編 第七弾〜
セブンイレブンで購入した焼酎と焼酎に合った、つまみの実食レポート第七弾です。
セブンイレブンの惣菜は、つまみとして最高です。
今回も、焼酎にあったおつまみを6品選びました。
さて、レポートはいかに。
今回の焼酎はコチラ!
「霧島酒造株式会社 白霧島(しろきりしま) 芋(200ml 238円(税別))」です。
【白霧島(しろきりしま)】
霧島酒造株式会社/宮崎県都城市下川東4丁目28号1番
主原料/芋(九州産)
麹/白麹(国産米)
度数/25度
蒸留/常圧蒸留
霧島酒造は、芋焼酎を製造する酒蔵の中でも大手の酒蔵です。
大手の酒蔵になったきっかけは、1998年6月(平成10年)に発売した「黒霧島」。
1970年代頃を皮切りに、焼酎には何度かブームが訪れます。
その後、ブームも定着し、ライト層だったユーザーが、コア層に移行します。
具体的には、昔ながらの個性的で濃厚な味わいや、原料の特性を出す焼酎を求めるようになるのです。
そこで、霧島酒造が着目したのが、黒麹。
かつては主流でしたが、扱いにくさや、粗野な味わいのため、次第に白麹に取って代わっていたのを、敢えて復活させたのです。
そして、商品のネーミングも黒麹を前面に出して「”黒”霧島」に。
これが、全国のセブンイレブンで取り扱われるほどの大ヒット商品となったのでした。
今回は、「黒霧島」ではなく、「白霧島」です。
飲みたかったんです、「白霧島」。
ただ、一升瓶や5号瓶ではなく、少しだけ味わいたかったのです。
なので、200mlのペットワンカップはベストです。
また、ペットワンカップは、おつまみを大量に買い込む時には、ジャストのサイズ。
蓋を開けると、微かに蒸した芋の香り。
香りからも白麹由来のシャープさを感じます。
黒麹とは対照的に、淡麗さクリアさが前面に出ています。
ただ、酒質の輪郭はピシッとまとまっています。
さすが、大手の芋焼酎酒蔵。
芋の繊細な甘い味わいも素敵。
芋焼酎デピューを控える方の入門として良さそうです。
今回は、ロックで飲むことにします。
飲み切りサイズのペットワンカップで、心置きなく焼酎を楽しみたいと思います。
・お肉ぎっしり肉焼売・・・240円(税別)
・おつまみ長芋醤油仕立て・・・210円(税別)
・サラミをのせた焼いたチーズミニ・・・138円
・がんもバー・・・138円
・ごま油を利かせたザーサイ炒め・・・118円
・緑黄色野菜がとれる鶏のトマト煮・・・370円
・お肉ぎっしり肉焼売・・・240円(税別)
こちらは、肉料理ですが、飲茶なので最初に食べてみました。
餃子は自家製で作りますが、焼売はなかなか作らないですよね。
フライバンは普段から使い慣れていますが、蒸し器は馴染みがないからなのかな?と思ったりします。
油の使用しない、蒸した”肉料理”ってヘルシーですよね。
商品名通り、お肉がぎっしり詰まっていて、肉感は満載。
その他の具は使用されているのかしら?と思うくらいです。
豚肉の甘みと、白霧島の白麹由来の甘みが相乗効果を生み出します。
・おつまみ長芋 醤油仕立て・・・210円(税別)
セブンイレブンの惣菜は、触感が素晴らしいです。
この長芋もサクサクして触感がグー。
そして、長芋がとても良い塩梅に醤油に浸かっています。
マグロのヅケのように。
そして、この長芋には、”あおさ”らしき青い粉がまぶしてあり、これが絶妙。
土の中で成長する長芋には大地のミネラル臭がありますが、これがあおさのミネラル臭と相乗りしているのです。
すごいなー、この商品力。
このサクサク根野菜と、シラス台地で育ったサツマイモ原料の「白霧島」がハーモニーを奏でます。
美味美味。
・サラミをのせた焼いたチーズミニ・・・138円
こちら、実はSNSで評判の「焼いたチーズ」という人気おつまみシリーズの商品だそう。
「焼いたチーズ」シリーズのダウンサイジングした、その上サラミトッピングしたもの。
おつまみを中心とした食品メーカー「ジョッキ」(東京都練馬区)が製造。
ベースの「焼いたチーズ」はチェダーチーズ、クリームチーズ、カマンベールチーズの3種類を使用して、
濃厚にチーズを感じます。
3種類だから”トレ・フォルマッジョ”、なのかな。
サラミはつまりペパロニなワケで、これはまさに、気のきいたおつまみピッツァの様相。
チーズの風味と、「白霧島」のキレのある味わいは、まさに無限ループ。
・がんもバー・・・138円
セブンイレブンの惣菜ショーケースでひときわ異彩を放つ、”豆腐バー”シリーズ。
糖質の摂取に敏感な方たち向けの商品で、いかにもヘルシーな装いです。
“がんも”というと、おでんダネでおなじみですね。
豆腐をつぶして、ニンジンやゴボウなどと混ぜて、油で揚げた料理。
こちらのがんもバー、見た目はオイリーな感じはないです。
むしろ人参やゴボウの色味が透けて見える佇まいから、今風の栄養チャージ食品感が満載。
味は薄味で少しパサパサしますが、その淡白さが「白霧島」の淡麗さとよく合います。
また、「白霧島」と味わうと、がんもバーのうすーい塩味が感じられるのも、また不思議。
・ごま油を利かせたザーサイ炒め・・・118円
おそらく、おそらくですが、中国由来野菜のザーサイを炒める場合に使われる油は、ごま油だと思うのです。
否、ごま油しかないです。
この商品は、「そんなことわかっとるわい!」と思わせるのではなく、「確かにザーサイはごま油を利かせた方がうまいわ!」とノリツッコミ的思考を喚起させるネーミングが秀逸。
この時点で勝負ありです。
ごま油のコクと「白霧島」のクリアさが見事にマッチングします。
・緑黄色野菜がとれる鶏のトマト煮・・・370円
トマトソースで煮込む肉料理といえば、鶏肉がテッパン。
肉類は煮込むと脂がにじみ出ますが、それがソースとの相性を決定づけるんでしょうね。
かたや豚や牛の脂とは、トマトの爽快な酸味の相性が良くないんだろうな、と思います。
鶏肉の穏やかな脂とトマトの爽快さは、深みを感じさせるもの。
たっぷりソースはスプーンですくって最後まで楽しみました。
今回は以上です。
みなさん、いかがでしたか。
セブンイレブンはおつまみの宝庫!
セブンイレブンのおつまみの旅は、まだまだ終わることはなさそうです。
皆さんも、今日のつまみはセブンイレブンで購入してみてください。
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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