【「巣鴨芋人」プロジェクト】栽培リポート/7月16日(土)〜22日(金)
2022年7月8日(金)よりSHOCHU PRESS編集部内で「巣鴨芋人」プロジェクトがスタートしました。
東京で栽培したサツマイモを原料に、焼酎を製造する。
こんな素敵な企画に参加しない手はありませんよね! ということで、始まりました。
今回は、その栽培リポートを第2弾をお届けします。
目次
7月16日(土) 天気/どしゃぶり
朝から雨です。梅雨が舞い戻ってきたようです。
鹿児島も雨が多いと聞きますが、サツマイモの栽培に影響はないのでしょうか。
最近では、基腐病(もとぐされびょう)の被害が報告され、収穫に影響が出そうと伝えられます。
輸送コストも跳ね上がる中、とても心配です。
「巣鴨芋人」プロジェクトのご担当である古田教授から、「水をやり過ぎても、この穴からオーバーフローします」とお聞きしました。
連日の雨で、土の中に水がたまっていないか心配です。
明日この穴から水を出してみようと思います。
7月17日(日) 天気/晴れ
サツマイモを観察してたら、急に雨が降ってきました(笑)。
(この後は、久しぶりに晴れます)
昨日の予告通りに、穴から水を出してみようと思います。
わぁ。たくさん出てきた(汗)。
500mlは出たと思います。
大丈夫かな・・・
こんなにたくさんの水が、土の中にたまっていたんですね。
少し心配になってきました。
土を観察していると、弱った葉が出てきました。
ちゃんと剪定します。
このようなそのケアも植物の栽培には、大切な事ですね。
7月18日(月) 天気/晴れ
昨日は、久しぶりに1日中晴れました。
そのせいか、葉が青々としています。
ちょうど編集部に来た時に芽吹いた葉も、立派に育ってきています。
9月に収穫というと、あと2ヶ月ということになります。
順調に育ってほしいものです。
7月19日(火) 天気/雨
サツマイモの原産地はメキシコまたはペルーなどの中南米です。
紀元前2000年頃には存在していたといわれています。
世界にさつまいもが広がったのは、アメリカ大陸を発見したコロンブスがきっかけ。
ヨーロッパからアフリカ、アジアに広がります。
サツマイモは、実は外来種だったのです。
今では、すっかり日本に馴染みのあるお芋ですが。
7月20日(水) 天気/曇り
サツマイモが、沖縄に持ち込まれたのは1604年といわれています。
なので、サツマイモが伝来して、400年あまり。
かつて、沖縄と中国の間には、定期的に沖縄から中国皇帝に貢物を送る進貢船がありました。
その船の事務長であった野國總管(のぐにそうかん)が、1604年(慶長10年)にさつまいもの苗を琉球に持ち帰ったとされます。
サツマイモ(薩摩芋)といわれていますが、沖縄が最初だったんですね。
7月21日(木) 天気/曇り
雨や曇りばかりで、ピーカンの日が少ないので、少し心配です。
もともと、大正大学さんでは、校舎の屋上で栽培していたといいます。
もう少し、陽に当たる場所に移動しようかな、と考えます。
心配になって、葉をかき分けて土の状態を調べてみました。
土の状態はしっとりしています。
栽培開始以来、雨が多くて、まだ水やりをしていません。
7月22日(金) 天気/曇り
葉の大きさが均一になった気がします。
環境に慣れてきたのでしょうか。
フサフサしています。
ただ、葉をかき分けると、このように弱った葉が見つかります。
陽に浴びる機会がなかったのでしょうね。
まとめ 7月16日(土)〜22日(金)
最初の二週間も無事に終えました。
ただ、天候が不安定で、たっぷり陽の光を早く浴びてもらいたいものです。
私たち人間にとっては、和らいだ暑さは歓迎ですが。
9月の収穫まで、楽しみな毎日が続きます。
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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