【RTD特集】クリアな飲み口ですが、本格焼酎のコク!「いいちこ下町のハイボール」をご紹介
現在のお酒のトレンドといえば、「飲みきりサイズ」、「低アルコール度数」ですよね。
大きな一升瓶ではなく、小さなボトルや缶に入った「飲みきりサイズ」で、5%や7%の「低アルコール度数」のお酒が人気です。
そこで最近、キーワードとして注目されているのがRTD。
RTDとは「Ready to drink」の略称で、直訳すると「すぐに飲める(もの)」という意味。
缶や瓶などの容器から、栓を開けてすぐに飲めることを前提にした商品の総称です。
コンビニで焼酎をベースのお酒に使用した、RTD商品をよく見かけますよね。
焼酎は割って飲むことが多いお酒なので、RTDとの相性はグッド。
ソーダで割った「焼酎ハイボール」は、各メーカーから数多く発売されています。
今回は、そんなRTD商品の中から、「いいちこ下町のハイボール」をご紹介します。
「いいちこ下町のハイボール」は、三和酒類および本格焼酎ブランド「いいちこ」史上初のRTD商品として2020年9月に発売。
RTD商品の発売が、2年前とは意外です。
「いいちこ」といえば、麦100%焼酎・減圧蒸留のクリアな酒質が人気を博し、全国的な本格焼酎ブームを到来させた銘柄。
ハイボールで飲むにはピッタリなので、もっと以前から発売してもきっと人気だったハズ。
「下町のナポレオン」は、お酒のコピーとしてはあまりにも鮮烈でした。
その有名なボトルのパッケージ・デザインとは、違う印象。
クラシックなボトルとは対照的に、都会的で洗練されています。
イラストも素敵。
ムロツヨシさんをCMキャラクターとして起用しているので、ご存知の方は多いハズ。
品目は「スピリッツ」です。
日本の酒税法では、「ウイスキー」「ブランデー」「連続式蒸留焼酎」「単式蒸留焼酎」はそれぞれ独立した品目として分類されています。
「スピリッツ」の定義は「(これらの)いずれにも該当しない酒類でエキス分が2度未満のもの」とされています。
RTDは「すぐに飲める」のが最大の特徴。
アルコールのバランス、キリリとした炭酸の味わいは、”缶のまま”飲むことを前提に商品設計されています。
グラスに注ぐのも良いですが、あくまでも”缶のまま”、楽しみたいもの。
グラスなどの容器に注ぐものは、RTS(Ready To Serve/意味:注いで飲める)という商品と呼ばれています。
原料にカボスのリキュールが使用されています。
カボスといえば、「いいちこ」がある大分県の名産品。
大分県では、甲類焼酎はもちろん、本格焼酎にもカボスを加えて飲むそうです。
クリアで飲み心地のすっきりした麦焼酎は、カボスと古い仲だったのです。
炭酸のシュワシュワ感もハーモニー。
炭酸は、設計によってシュワシュワの調整が可能。
きっと、三和酒類さんは、本格焼酎とカボスのリキュールのための絶妙なシュワシュワの調整をされたことでしょう。
うんうん。これは美味しいです。
クリアな飲み口ですが、本格焼酎のコクが。
品目はスピリッツですが、原料には「いいちこ」が使用されているのでしょうか。
「プリン体0・糖質0・香料0・甘味料0」の表記が。
これぞ、天然醸造の自然飲料ですよね。
あっというまに飲んでしまいました。
プシューと開けて、キュッキュッと飲む。
これぞ、RTD商品の良さ。
皆さんも、「いいちこ下町のハイボール」をぜひ、味わってみてくださいね。
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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