1. HOME
  2. 焼酎を伝える
  3. 焼酎レビュー
  4. 【RTD特集】ハイボールで迷ったら、「神の河ハイボール」を!
【RTD特集】ハイボールで迷ったら、「神の河ハイボール」を!の画像

【RTD特集】ハイボールで迷ったら、「神の河ハイボール」を!

2022-07-31

RTDとは「Ready to drink」の略称で、直訳すると「すぐに飲める(もの)」という意味。
缶や瓶などの容器から、栓を開けてすぐに飲めることを前提にした商品の総称です。

コンビニで焼酎をベースのお酒に使用した、RTD商品をよく見かけますよね。

焼酎は割って飲むことが多いお酒なので、RTDとの相性はグッド。
ソーダで割った「焼酎ハイボール」は、各メーカーから数多く発売されています。

今回も、そんなRTD商品の中から、「神の河ハイボール」をご紹介します。

 

神の河の画像「神の河ハイボール」は2021年4月に発売された、薩摩酒造の銘柄「神の河」のRTD商品。
全国のコンビニエンスストア限定で販売されています。

「さつま白波」で有名な薩摩酒造が「神の河」を発売したのは、1989年(平成元年)。
ホワイトオーク樽に3年以上貯蔵した麦焼酎は、全国的な人気銘柄になりました。

「神の河」のネーミングの由来は、蔵元の郊外にある、神が宿る水を意味する”神の河”と呼ばれる名水。
素敵な名前ですよね。
背筋がまっすぐになる思いです。

ラベルは「神の河」のラベルデザインを引き継いで、太陽、水、麦がモチーフ。

神の河の画像

ホワイトオークなど木樽で長期貯蔵熟成したお酒は、樽の成分が溶出。
色や香りがお酒に移ります。

ブランデーやウイスキーが琥珀色をしているのはそのため。

焼酎は長い間、長期熟成には不向きといわれていましたが、1985年あたりから発売されるようになります。
大半は麦焼酎だったので、大麦原料のウイスキーと比べらることも多く、味わいや香りもよく似ていまると評判に。

飲み方も伝統的なお湯割というよりは、ハイボールとの相性が良い。

最近のハイボール人気をを受けて、神の河をハイボールで楽しまれた方も多いハズ。

神の河「ハイボール」の表記がよく似合います。

ハイボールとの相性が良いの画像

品目はスピリッツになります。
このあたりは、焼酎の定義が酒税法によって厳格に規定されている証左。

ただ、「神の河ハイボール」の原料には本格焼酎と表記がありますので、神の河が使用されているのは間違いがありません。

よく理解しておくと良いと思いますの画像

開栓時のプシュッという音が心地よい。
ビールとはまた違った感覚です。

それでは、いただきます。

それではいただきますの画像

RTDなので、開けたてをそのまま飲みたいところですが、「神の河ハイボール」は木樽を使用した長期貯蔵熟成した焼酎がベース。
琥珀色をご覧いただきたいので、グラスに注ぎます。
氷はなしで(笑)。
飲むときは、あらかじめ冷やしておきましょう!

うーん、とってもハイボールらしい(笑)。
各メーカーから発売されている、ウイスキーハイボールと比べてみるのも面白いかも。

素材感のある香ばしい香り、密度の高さが感じられる味わいは、「神の河ハイボール」ならでは。
唯一無二といっても良いくらいです(褒め過ぎ)。

ツンとするアルコールの印象がないから、女性にもオススメ。

飲むときは、あらかじめ冷やしておきましょう!

今では、本格焼酎を使用したRTDも多く販売されるようになっています。
「神の河ハイボール」は、コンビニ限定販売ということもあって、皆さんも目にする機会もや多いと思います。

品目が「スピリッツ」なので、迷うかもしれません。
そんな時は、原材料をチェックしましょう。

プシューと開けて、キュッキュッと飲む。
これぞ、RTD商品の良さ。

皆さんも、「神の河ハイボール」をぜひ、味わってみてくださいね。

この記事を書いた人

人気の記事