【RTD特集】ボトル缶のRTD商品は、まさに新境地!「蔵の神 ボトル缶」を飲んでみました
RTDとは「Ready to drink」の略称で、直訳すると「すぐに飲める(もの)」という意味。
缶や瓶などの容器から、栓を開けてすぐに飲めることを前提にした商品の総称です。
コンビニで焼酎をベースのお酒に使用した、RTD商品をよく見かけますよね。
焼酎は割って飲むことが多いお酒なので、RTDとの相性はグッド。
今回も、そんなRTD商品の中から、「蔵の神 ボトル缶」をご紹介します。
「蔵の神」の山元酒造は、1912年(大正元年)創業の鹿児島県薩摩川内市にある焼酎酒蔵。
鹿児島県薩摩川内市は、九州三大河川のひとつである川内川が中心部を流れ、古代より水の国と呼ばれています。
豊かな水源のおかげで、昔からこのエリアでは、多くの焼酎酒蔵が軒を並べていたといいます。
焼酎は、アルコール度数を調整したり、仕込みの時に、大量な水が必要になりますから、バッチリだったのでしょう。
アルコール度数は12度。
焼酎は、蒸留直後の原酒に水を加えてアルコール度数を調整します。
一般的には25度ですが、この商品は12度で調整されています。
アルコール度数が、12 度だと割らなくても飲みそうですよね。
まさに、そのまま飲める”RTD”商品。
このあたりも焼酎の良さ。
RTDと焼酎の相性の良さでもあります。
品目は「本格焼酎」です。
原材料もさつま芋、米麹のみ。
本格焼酎の裏ラベルの記載と同じですね。
銘柄名の「蔵の神」とは、蔵付酵母のこと。
酵母は、今では販売されていますが、かつては、蔵に棲むついていたといいます。
そのため、蔵元ではこの蔵に棲む酵母を「蔵の神」と呼んでおり、銘柄名になったのでした。
1998年(平成10年)に発売以来、蔵元の人気銘柄に。
それでは、いただきます。
うーん、まさに本格焼酎(笑)。
ふくよかな白い花の香りが立ち上がります。
マンゴーのようなフルーツ香も。
このあたりは蔵元の蔵付酵母が由来でしょうか。
サツマイモの甘い香りがゆっくり立ち上がってきます。
口に含むと、サツマイモの甘い味わいがしっかりと感じられます。
キレが良いのは白麹からくるのでしょうか。
名水と呼ばれる霊峰“冠嶽山”の地下水を割り水に使用していているため、全体的に清涼感があります。
12度の焼酎ということは、割り水の割合が多いということ。
“水”には原材料としても質も求められるワケです。
本格焼酎入門の一本としては、グッドな1本。
ボトル缶のため、飲み切らなくても冷蔵庫で保管が可能なのも好印象。
次の日には、湯せんにかければお燗でも楽しむなんてコトも。
ボトル缶のRTD商品は、まさに新境地。
みなさんも、ぜひ、「蔵の神 ボトル缶」を楽しんでみてくださいね。
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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