割材レパトリーに追加を! ぽん酢サワーの魅力をご紹介します
甲類焼酎がベースのお酒は、チューハイやサワーと呼ばれています。
カクテルと同じくらいバラエティが豊か。
甲類焼酎は無味無臭なので、飲み飽きしないように果汁やシロップを加えたのが始まりとか。
チューハイ発祥の地といわれる東京の下町では、個性豊かな割材が大活躍。
ビールティストに仕上げた割材も有名ですよね。
今回はそんな割材レパートリーとして、「ぽん酢サワー」の魅力をご紹介します。
日本を代表する柑橘類で楽しむサワー
ぽん酢とは、鍋ものや、湯豆腐を食べる時に使用する、”あの”調味料です。
スダチ・ユズ・ダイダイ・カボスといった柑橘類の風味は、ひとふりするだけで、料理の味がグッと引き立ちますよね。
ぽん酢の語源はオランダ語。
柑橘果汁を指す「ポンス」(pons)といいます。
オランダ語が語源だったとは、意外ですよね。
スダチ・ユズ・ダイダイ・カボスは、日本を代表する柑橘類。
昔から料理以外でも使われているほど、生活に根付いています。
レモンやライムにはない、優しい酸味が特徴。
日本を代表する柑橘類を、「ぽん酢サワー」で手軽に楽しめるのは嬉しいですよね。
醸造酢と割っても美味しく飲める
ぽん酢には、柑橘果汁のほかに醸造酢も入っています。
お酒に醸造酢?と思われる人もいるバス。
確かに、醸造酢が代表する酸味は腐敗を連想させるので、特に日本酒やワイン、ビールといった醸造酒は、合いにくいといわれます。
甲類焼酎は、アルコール濃度約96度の原酒を水でうすめて作るので、水以外の不純物はほとんど含まれていません。
醸造酢と割っても美味しく飲めるのです。
甲類焼酎は、アルコールと水だけのピュアなお酒だから、どんな割材とも相性が良いのです。
ぽん酢はコスパに優れた割材
お家で手軽にサワーを楽しみたい時に、割材に困ることってありますよね?
フレッシュ果物や専用割材の常備は、ハードルが高いと思います。
サワーは大衆居酒屋を代表する飲み物なので、コスパ高く仕上げたいもの。
結局、ウーロン茶や緑茶などに落ち着くことは多いと思います。
ぽん酢は、調味料として流用できることが最大の特徴。
料理にも使えるぽん酢は、コスパに優れた割材なのです。
ぽん酢サワーの味わい
では、ぽん酢サワーを飲んでみましょう。
焼酎はもちろん、キンミヤ!
ポン酢サワーのベースはキンミヤです。
キンミヤの正式名称は「亀甲宮焼酎」といいます。
意外と正式名称が知られていない(笑)。
1846年創業の宮崎本店が造っています。
味わいや香りの個性が少ないといわれる甲類焼酎の中でも、キンミヤが支持されているのは、その割水
蔵元がある三重県鈴鹿山系の伏流水を使用しています。
超軟水のため粒子が細かく口当たりがまろやかで、どんな割材とも相性がバツグンといわれています。
作り方です。
ぽん酢を販売するミツカンでは、ぽん酢サワーのレシピを公開しています。
①グラスに氷(分量外)を入れ、「ぽん酢」、焼酎を注ぐ。
②①に静かに炭酸水を注ぎ入れ、軽く混ぜる。
※「ぽん酢」:焼酎:炭酸水の割合は2:3:7がおすすめです。
出典: ぽん酢サワー(炭酸水使用)
ぽん酢を先に注ぐのですね。
今回は、焼酎を先に入れてみました。
ぽん酢をいれると綺麗な柑橘系の色合いがグラスに広がります。
おしゃれなカクテルのよう。
レモンサワーでも、こんなに綺麗な色はなかなか出ないです。
炭酸を入れて出来上がり。
では、いただきます!
味わいは、思っていたより穏やか。
醸造酢のスッキリさが際立ちます。
醸造酢とお酒の組合わせは、これからも注目です。
炭酸ではなくても良いかも。
お好みでポン酢の分量を増やしてもグッド。
あっという間に飲んでしまいました。
これは料理に合うサワー!
スダチやユズをふりかけて食べることが多い、焼き魚との相性が良さそうです。
まとめ
ぽん酢は、日本を代表する柑橘類で楽しむ、コスパ゛の良い割材。
常備するにはオススメです。
醸造酢とお酒の出会いも新鮮ですよね。
ポン酢サワーを、サワーのレパートリーに是非追加してみてください。
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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