【飲んでみた】「本搾り™チューハイ グレープフルーツ」をご紹介します
最近“家飲み“はすっかりお馴染みとなりましたよね。
焼酎やビール、ワインなど、様々なアルコールはありますが、その中でも、クリアな味わいで気軽に飲めるチューハイRTD(レディ・トゥ・ドリンク)商品は、毎日の“家飲み”にぴったりです。
そんなチューハイRTD商品を取り上げてみたいと思います。
今回は、「本搾り™チューハイ グレープフルーツ」をご紹介します。
種類が豊富なチューハイRTD商品
ここ最近、チューハイRTD商品は、種類がとても豊富になりました。
東京下町の伝説的な酒場の味わいを再現した商品、果実を絞ったかのようなフレッシュ感たっぷりの高果汁の商品など、酒場に行かなくても、“家飲み”のレパートリーとして十分楽しめるRTD商品が多くなりましたよね。
毎日、コンビニやスーパーで「今日はどれにしようかな」なんて考える時間も楽しいひと時。
中でも、たっぷり果汁の入ったRTD商品は、ジューシーさが魅力ですよね。
まるで手搾りしたかのような果汁感を味わえるので、夏の夕涼みに、エアコンの効いた部屋で爽やかに飲みたい時には重宝しそうなお酒です。
レモンとグレープフルーツが人気の2大フレーバーですが、高果汁商品はグレープフルーツが一歩リード。
レモンよりも柔らかい香りと、グレープフルーツ独特の香りと酸味が飲みやすいといわれています。
チューハイRTD商品は種類が豊富なので、シーンによって使い分けられるのも魅力です。
ウォッカベースの缶入りチューハイの第一人者
「本搾り™チューハイ グレープフルーツ」はその名の通り、キリンビール株式会社の商品です。
キリン社といえば、ウォッカベースの缶入りチューハイ「氷結(ひょうけつ)」が有名ですよね。
チューハイは東京下町の大衆居酒屋が発祥といわれています。
酒場で提供するチューハイのベースは、一般的には甲類焼酎ですが、ウォッカや、その他スピリッツも使われてきました。
コスパ良くお客さんに提供するには、大きなペットボトルに入った業務用ウォッカが重宝したとか。
「氷結(ひょうけつ)」は、そんな酒場の公然の秘密を、”ウォッカベースの缶入りチューハイ”として注目を集めたヒット商品だったのです。
チューハイには明確な定義はないので、ウォッカにしても問題がなかったのです。
「氷結」の発売以降、日本ではウォッカベースのRTD商品が主流に。
キリン社は、ウォッカベース缶チューハイの第一人者と言ってもいいでしょう。
裏話として、当時のキリングループは甲類焼酎を生産する工場や製造免許がありませんでしたが、ウォッカの生産はしていたため、ウォッカベースの缶チューハイ「氷結」の開発に繋がったとか。
酒場のチューハイが全国的に普及したきっかけとは
甲類焼酎は、手軽に酔うには最適なお酒ですが、味わいが無味無臭なので飲み飽きしてしまいます。
そのため、甲類焼酎にエキスやシロップを加えて、飲み飽きしないようにしたお酒が、チューハイやサワーの原型といわれています。
その中心地は、東京下町の大衆居酒屋。
ジョッキに入ったチューハイと、豚の内臓料理がメインの酒場は、今でも多くのファンを魅了していますよね。
そんな酒場のチューハイが全国的に普及することになったのは、缶入りチューハイの爆発的なヒットがきっかけ。
1984年、大手酒類メーカーから、缶入りチューハイが発売されるとチューハイの呼び名が全国に広がったといいます。
チューハイと、缶入りチューハイの結びつきはとても深いものがあったのです。
「本搾り™チューハイ グレープフルーツ」の味わい
「本搾り™チューハイ グレープフルーツ」は、果実とお酒だけで作ったお酒です。
香料・酸味料・糖類は、味わいや香りのバランスを取る上で、時には必要な原材料ですが、「本搾り™チューハイ グレープフルーツ」は、2003年の発売以来、香料・酸味料・糖類無添加の製法を守っています。
裏ラベルの原材料の記載に、ウォッカ・グレープフルーツ・炭酸とあります。
缶には、「何も足さないそのままのおいしさ」と記載されています。
果汁はなんと28%!
他社の高果汁RTD商品の果汁といえば13%〜20%ですから、ズバ抜けて高果汁です。
また、果汁を補完するために、香料・酸味料・糖類が使用される中、無添加・高果汁のこの「本搾り™チューハイ グレープフルーツ」は衝撃的。
このあたりは「氷結」で培ったノウハウがあるのでしょうか。
それでは、早速いただきます!
見てください、この色。
居酒屋で注文する「生グレープサルーツサワー」と同じ色をしていますよね。
グレープフルーツの穏やかな酸味が広がります。
口に含んだ時に感じるピリッとした苦味は、まさにグレープフルーツ由来のもの。
甘みもゆっくりと、主張します。
グレープフルーツとレモンの違いはこの甘みですよね。
この点が、人気があるのかも。
また、高果汁RTDといっても、ここまで果汁が高いのは、グレープフルーツだからこそですよね。
レモン果汁28%だと酸味が強すぎて飲めない気がします、
炭酸も、グレープフルーツの味わいがしっかり感じられるほどの心地よさでした。
目立たず、果実感をしっかり守っています。
このバランスの良さもさすが、の一言。
余韻がとても長いのが印象的です。
爽快な酸味と穏やかな甘みは、食中酒としてもオススメです。
甘辛いモツ煮込みとの相性が良さそうです。
濃厚な味のおつまみと、すっきりしたグレープフルーツの清涼感の心地よさは、すいすいとジョッキが進むので、飲み過ぎに注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
RTD商品のレパートリーが増えて、家飲みがますます楽しくなってきました。
季節や気分によって、選べるのは嬉しいことですよね。
「本搾り™チューハイ グレープフルーツ」は、高果汁を代表する銘柄。
スッキリしたい時には、ぜひ、味わってみてくださいね。
〈銘柄データ〉
【本搾り™チューハイ グレープフルーツ】
メーカー/キリンビール
主原料/グレープフルーツ(南アフリカ、アメリカ、その他)、ウオッカ/炭酸
アルコール度数/6%
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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