焼酎のおつまみを作ろう!「青椒肉絲」
焼酎は蒸留酒なので、ビールやワインといった醸造酒よりもアルコール度数が高いのが特徴。
醸造酒が5度〜15度であるのに対し、焼酎の一般的なアルコール度数は25度。
そのため、ロックや水割り、ハイボールなど、飲み方が多彩なお酒です。
そんな飲み方を、食事との相性を考えて変えてみるのも楽しみの一つ。
今回は、樽熟成で有名な人気麦焼酎のロックを、風味豊かな中華料理である「青椒肉絲(チンジャオロース)」と合わせてみました。
今回、ご紹介するおつまみの「青椒肉絲」とはどんな料理でしょうか。
「青椒肉絲」は、ピーマンと薄切りの肉などを炒めた中華料理です。
中国では、この料理は通常豚肉を使い、牛肉を使用する場合は「青椒牛肉絲」と呼ばれます。
日本では、牛肉を使っていてもしばしば「青椒肉絲」と呼ばれることもあります。
なお、この料理の日本語カタカナ表記は「チンジャオニウ ロウスー」または「チンジャオニュー ロウスー」などが一般的です。
「青椒肉絲」は、唐辛子の辛みを取り除いた緑色の果物(通常はピーマンやししとう)を細切りにし、それを肉と一緒に炒めた中華料理のこと。
この料理は、中国では古くから、老酒と塩だけを調味料として使用するシンプルな調理法で知られています。
また、赤や黄色のピーマンを使って一緒に炒めたバージョンもあり、それは「彩椒肉絲(ツァイジャオロースー)」と呼ばれます。
それでは、作り方をご紹介します。
「青椒肉絲」
<材料>約2人分
豚ロース (薄切り)・・・200g
ピーマン・・・4個
タケノコの水煮・・・100g
ニンニク・・・1片
〈調味料〉
塩・・・少々
こしょう・・・少々
酒・・・大さじ1
片栗粉・・・大さじ1
オイスターソース・・・大さじ2
しょうゆ・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ1
鶏ガラスープ・・・小さじ1
青椒肉絲は肉料理という印象が強いですが、ピーマンやタケノコといった野菜もふんだんに使用した料理なんです。
ピーマン(特に青ピーマン)はビタミンCを多く含む野菜で、その含有量はレモン果汁の約1.5倍といわれています。
ビタミンCは、アルコールの分解を助けてくれる栄養素。
体内の酵素の働きを助けてるため、二日酔いになりにくいととされています。
ピーマンは、焼酎のおつまみとして理想的な食材といえそうです。
1.ピーマンとタケノコをカットする
2.豚ロースをボウルに入れ、片栗粉と醤油、塩、こしょう、酒で下味をつける。
豚ロースには予め下味をつけておくのがポイント。
3.フライパンに油をひきで豚ロースを炒める。
肉に火が通ったら、ピーマンとタケノコを加える。
4.たけのこ、ピーマンがしんなりしてきたら、長ネギを加える。
5.オイスターソース、酒、醤油、鶏がらスープを入れてからめて、濃度がついたら完成。
できあがったら、冷めないうちにいただきましょう。
樽熟成で有名な人気麦焼酎「閻魔(えんま)」と「青椒肉絲」を合わせます。
「閻魔」は麦焼酎で有名な宮崎県の老松酒造で作られています。
ホワイトオークの木樽で3~5年熟成しているので、ウイスキーのような琥珀色をしているのが特徴。
香ばしい麦焼酎にはロックが合います。
ピーマンのシャキシャキ感とタケノコの噛見応えのある食感がたまりません。
熟成された「閻魔」ともバツグンの組み合わせ。
ピーマンの青いほのかな苦みと肉汁の染み込んだ豚肉。
濃い味付けの料理は、主張の強い熟成焼酎がよく合います。
お店でにしか味わえないと思ってましたが、贅沢な気分ですね。
無理のない範囲で、時々こうして手をかけて肴を作るのも、気分が良いものです。
みなさんも、ぜひ試してみてくださいね!
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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