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焼酎のおつまみを作ろう!「レバーペースト」

焼酎のおつまみを作ろう!「レバーペースト」

お酒を飲む際、健康に気を付けることは常に考えていると思います。
そのため、おつまみは、なるべく栄養素の高い食材を選びたいもの。

レバーは「栄養の宝庫」と表現されるほど、必須アミノ酸をバランスよく含み、ビタミンも豊富。
レバー50gを摂取することで、成人の1日分に必要なビタミンAとビタミンB2を補給できるといわれています。
ビタミンAは強力な抗酸化作用を持ち、粘膜の新陳代謝を促進し、免疫力を向上させる効果もあります。

そんな「栄養の宝庫」のレバーですが、もも肉やなどの一般的なものに比べると敬遠されがちな部位。

独特の苦味があり、また下処理が手間であるのが理由かと思います。
今回は、鶏レバーを使用して、手軽な「レバーペースト」をご紹介します。

「栄養の宝庫」だからこそ、おつまみに相応しい鶏レバーを使用した料理

健康志向が高まる中、鶏肉の消費は増加しています。
お酒のおつまみとしても、コストパフォーマンスが高い鶏肉は外せません。

一方でレバーといった内臓の消費は伸び悩んでいるようです。
多くの人が味に苦手意識を持っていますが、その理由の一つは、もも肉やむね肉と比べて調理法があまり知られていないことかもしれません。

内臓を使用した料理といえば、焼き鳥が一般的ですが、イタリアンやフレンチといった西洋料理も多いです。
家庭で作る本格派の一品として、内臓料理をおつまみのレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
スーパーでは比較的、取り扱いが多い内臓ですので、この機会にぜひ、覚えてください。
材料
〈材料〉
鶏レバー・・・400g
玉ねぎ・・・1/4個(50g)
バター・・・70g
ブランデー・・・少々
塩・・・5g
冷蔵庫で1週間の保存が可能なので、多めに調理します。

レバーのスジなどをカットする
1.レバーのスジなどをカットする

レバーには脂肪やスジ、血の塊が付着しています。
苦味のもとになるので、丁寧にカットしていきます。

玉ねぎを加えて炒める
2. フライパンに油を入れて、みじん切りにした玉ねぎを炒める。

強火にしてレバーを入れる

3. 玉ねぎが色づいたら、強火にしてレバーを入れる。

レバーの旨味を閉じ込めたいので、表面を強火で焼いていきます。
一部だけでなく、全体を焼くように気をつけていきます。

ブランデーを加えて、中火にする
4. ブランデーを加えて、中火にする。

ブランデーを加えてしばらくすると、レバーから旨味の詰まった煮汁が出てきます。この煮汁も美味しさの秘訣なので、煮詰まらないように中火にして火加減を調整します。

6.5分ほど火を加えたら、フライバンを火から外す。

焼いている途中に、箸などでレバーの中を開いて火の通り具合を確認してください。
赤みが残っている状態がベストです。
ただ、火の通り過ぎに注意してください。

ミキサーにレバーを入れてバターを加えて

7.ミキサーにレバーを入れてバターを加えて、ミキサーを回す。

バターを加えることによって、冷やした時に固まります。

容器に入れて、氷で冷やし固まったら完成
8.容器に入れて、氷で冷やし固まったら完成。

千鶴

今回の「レバーペースト」に合わせる焼酎は「千鶴」です。
この「千鶴」の蔵元は、ツルの渡来地として有名な鹿児島県出水市にある神酒造。
創業は明治5年(1872年)で、この地域で屈指の歴史を誇ります。
「千鶴」はそんな伝統蔵元の代表銘柄。
かつては「神焼酎」と呼ばれていましたが、「千鶴」と名をかえて現在に至ります。

地元産の新鮮なさつまいも(黄金千貫)を主原料

地元産の新鮮なさつまいも(黄金千貫)を主原料に、創業から使い続けている甕で仕込まれています。
芋焼酎特有の深みのある味わいと香り。
さらっとした甘みが特徴です。
今回はロックで。

それでは、いただきます。
パンにつけて食べます

レバーはそのままで食べるには濃厚すぎるので、パンにつけて食べます。

新鮮なレバーなので、臭みが全くありません。
玉ねぎの甘みと、かすかに感じるブラデーの香りが上品さを伝えます。

千鶴との相性
「千鶴」との相性はなかなかです。
さつまいも由来の甘さにはキレがあるので、レバーのほろ苦い甘さが引き立ちます。
バターのコクと、蒸したさつまいものコクある味わいが絡み合って、深みが増します。

レバーペーストは、西洋料理なのでワインと合わせることが多いですが、この独特のほろ苦い甘さと内蔵由来の香りには、焼酎の方が合わせやすいのかもしれません。

いかがでしたか

いかがでしたか。
レバーペーストは、冷蔵庫で1週間の保存が可能。
多めに作り置きして、簡単な本格派のおつまみとして最適です。

みなさんも、ぜひ作ってみてください。

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