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そば焼酎のそば湯割りとは? 作り方からオススメそば焼酎までご紹介します

そば焼酎のそば湯割りとは? 作り方からオススメそば焼酎までご紹介します

そばの実から作られたそば焼酎は、そば湯との相性が抜群です。
そば焼酎のさわやかでクリアな味わいは、ロックやお湯割りなどバリエーション豊かな飲み方で楽しめますが、やはりそばの茹で汁であるそば湯との関係は別格。

今回は、そば焼酎のそば湯割りをご紹介します。

そば焼酎とは

そば焼酎は、日本に古くから伝わる穀物であるそばを原料にした焼酎です。
1973年に宮崎県の「雲海酒造」が、地元の特産品であるそばを原料に、そば焼酎を使ったのが始まりです。
それ以降、全国の多くの酒蔵が追随して、様々なそば焼酎の銘柄が販売されるように。

今では、麦焼酎、芋焼酎、米焼酎に次ぐ生産量を誇り、全国のスーパーやコンビニで手軽に購入できるようになりました。

そばのまろやかさと馴染みのある風味を感じる蕎麦焼酎に多くの人が惹きつけられたのでした。

そば湯とは

「そば湯」とは、おそばを茹でた後のゆで汁のことです。
そば屋さんにおいて食後に提供されるもので、一般的には、そばつゆで割って、つゆの味の濃さを調節するしながら楽しみます。

そば湯を飲むようになったのは、江戸時代からといわれています。

そばは、食物繊維やビタミン、タンパク質などをタップリ含んだパワーフードとして、古くから食べられてきました。
しかし、そばに含む栄養素の多くは水溶性で、茹でている間にお湯へ溶け出してしまいます。
そのため、そばの栄養素をたっぷり含んだそば湯を飲むことで、栄養素を補給しているのです。

乳白色に色づいたそば湯を飲むことは、栄養を余すことなく取り入れる先人の知恵だったのです。

そば湯割りの歴史

そば焼酎のそば湯割りの歴史は、そば焼酎が定番焼酎として知られるようになり、そば屋でそば焼酎を提供するようになってから始まります。

かつてのそば屋では、日本酒が提供されることが多かったといいます。
日本の伝統的な料理であるそばには、日本酒がよくあったのです。

そば焼酎は、ロックやお湯割りのほか、果汁入り炭酸飲料やお茶など”割材”を選ばないお酒なので、当然の流れとして、そば湯を”割材”に使用したそば湯割りが広がっていったのでした。

そば焼酎そば湯割りの作り方

そば湯割りは、おそば屋さんオリジオルのお酒ではありません。
自宅でも簡単に作れるので、ご紹介します。

〈そば湯の作り方〉
そばのゆで汁といっても、生そば、乾麺などそばの種類によって様々ですが、今回はズバリ、そば粉からそば湯を作っていきます。

① そば粉を水に入れます。
② 泡立て器を使って水に良く溶かしてから、鍋に火をかけて温めてください。
③沸いたら鍋を火から外して、容器に注いで出来上がりです。

ちなみに、お湯の中にそば粉を入れるのはNGです。
お湯の中にそば粉を入れると固まりダマになってしまうからです。
そば粉はスーパーやネット通販などで手軽に購入可能です。

〈そば湯割りの作り方〉
①容器にそば湯を入れます。
②その次に、そば焼酎を入れます。

そば湯を先に注いでから、そば焼酎を注ぐのがポイント。
温かいそば湯の上に注ぐことによって、そば焼酎の香りがグッと広がります。

そば湯割りに合う焼酎3選

そば焼酎は、今では、北海道から鹿児島まで、全国の酒蔵で造られています。
ここでは、そば湯割りに合う焼酎3選をご紹介します。

刈干 高千穂酒造

そば独特の芳醇な香りに、麦焼酎のキレの良さと、米焼酎の柔らかさをバランス良くブレンド。
刈干の蒸留方は減圧蒸留で、クリアな酒質が持ち味。
口あたりがスッキリしているので、そば湯割りにはぴったりの焼酎です。

玄庵 アサヒ株式会社

常圧蒸留と減圧蒸留で蒸留した2種類の原酒をブレンド。
蒸留技術に優れた「ニッカウヰスキー門司工場」で製造され、品質はお墨付き。

すっきりとした軽やかな味わい。ほのかに香る瑞々しいそばの香りが特徴の本格そば焼酎です。
銘柄名がいかにもそばを彷彿させます。

峠 橘倉酒造

「峠」は、そばの産地である長野県佐久市の日本酒の蔵元が造ったそば焼酎です。
日本酒用の黄麹と吟醸酵母を用い、米麹以外は全て蕎麦100%で造る本格そば焼酎。
蕎麦の旨味が口中に広がるバランスのとれた味わいは、そば湯割りにふさわしい焼酎。

まとめ

いかがでしたか。
そば焼酎のそば湯割りは、そば湯の旨味とそば焼酎が一体となった、よりまろやかな味わいのお酒。
栄養素がタップリのそば焼酎のそば湯は、健康志向派の方にもおすすめです。

みなさんも是非、乳白色に色づいたそば焼酎のそば湯割りを楽しんでみてくださいね。

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