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焼酎とは?

おすすめはウーロンハイ! ウーロンハイの作り方やおすすめの焼酎7選などをご紹介します

ウーロンハイは、お店や自宅でも楽しめるお酒として重宝しますよね。
また、無糖なので、健康志向派や、グルメ派にもオススメのお酒。
今回はそんなウーロンハイをご紹介します。

ウーロンハイとは

ウーロンハイとは、焼酎をウーロン茶で割ったお酒です。
お茶を使っていることから飲みやすく、食中酒としても大人気。
お茶を使ったお酒は他に、「緑茶ハイ」や「ジャスミンハイ」などがあります。
ちなみに、最近ではジャスミン茶をジャスミン焼酎で割ったお酒が流行。
頭文字をとって「JJ」と呼ばれ、関西を中心にブームが広がっています。

お酒は飲みたいけど、体重の増加には気をつけたいと考えている方も多くいます。
焼酎にはプリン体などがふくまれていないので、ビールやワインといった醸造酒と比べて、安心して飲みやすい。
そんな方は、是非、ウーロンハイをチェックしてみてください。

ウーロンハイの魅力

ウーロンハイの魅力はなんといっても、飲み心地の良さ。
ツンとしたアルコールの感じを、お茶ならではの豊かな風味で薄めてくれます。

また、甘さがないので、食中酒としてもオススメです。
コッテリとした料理の多い中国料理や、臭いが特徴のモツ焼きなどと合わせると威力を発揮。
ウーロンハイが、口や胃の中に広がったベットリとした油を洗い流してくれます。

ウーロン茶とは

日本でウーロン茶が一般的に飲まれるようになったのは、1979年以降といわれています。
それ以前のお茶といえば緑茶や麦茶が主流でしたが、食生活の多様化によって、口の中がスッキリする食中ドリンクとして烏龍茶が広く飲まれるようになりました。

1980年には、世界初の「缶入りウーロン茶」が販売されます。
それ以降、無糖飲料という市場が開拓され、様々なドリンクが販売され始めました。

健康面でも、カテキンをとビタミンEが持つコレステロール抑制作用、抗酸化作用があるといわれた事も、普及の後押しをしたといいます。

「ウーロン茶割り」?「ウーロンハイ」?

焼酎をウーロン茶で割ったお酒には「ウーロン茶割り」と「ウーロンハイ」といった2通りの呼び方があります。

甲類焼酎をウーロン茶で割ったお酒は、「ウーロンハイ」 と呼ばれることが多いようです。
焼酎で割ったお酒を「〇〇ハイ」と呼ぶようになったのは、大手居酒屋チェーンが、目玉アルコール商品である焼酎カクテルを普及させるため、いう説があります。
烏龍茶で割った焼酎カクテルを「ウーロンハイ」、また、緑茶の場合は「緑茶ハイ」といったように呼んだといいます。

一方、「烏龍茶割り」というのは、甲類焼酎、本格焼酎で烏龍茶を割った場合に呼ばれることが多いです。
「ウーロンハイ」は、甲類焼酎を使うのに対して、「烏龍茶割り」というのは、甲類焼酎、本格焼酎のどちらを使っても呼ばれるようです。

ウーロンハイの度数

ウーロンハイのアルコール度数はおよそ7度〜8度です。
ベースになる甲類焼酎の一般的なアルコール度数は25度ですから、焼酎:3、ウーロン茶:7の割合にすると、ウーロンハイは、ビールより少し高めのアルコール度数になります。

もちろん、ウーロンハイは自分で作ることもできるので、アルコール度数の調節ができます。
その日の気分によって割合を、「ロクヨン(焼酎:6、ウーロン茶:4)」や、「ゴーゴー(焼酎:5、ウーロン茶:5)」といった具合に楽しむのも良いですよね。

ウーロンハイの作り方

ウーロンハイのスタンダードの割合である、焼酎:3、ウーロン茶:7にして作りましょう。
①グラスに氷を入れる。
②グラスに焼酎を注ぐ。グラスの3分目が目安。
③烏龍茶を加え、マドラーでゆっくりかき混ぜて完成。

ウーロンハイにおすすめの焼酎7選

◆甲類焼酎

キンミヤ

甲類焼酎の代表銘柄のキンミヤですが、正式名称は「亀甲宮焼酎」といいます。
宮崎本店という1846年創業の蔵元が造っています。

香りや味わいといった個性が感じにくいといわれる甲類焼酎の中でも、キンミヤが支持されているのは、その割水。
地元である三重県鈴鹿山系の伏流水を使用しています。
超軟水のため粒子が細かく口当たりがまろやかなので、烏龍茶とも相性が良いです。
キンミヤ

JINRO

「JINRO」は米と麦を中心とした穀物を原料にしています。
「スーパーアロスパス」という5回連続で蒸溜を行う製法によって、不純物を取り除いているため、すっきりとしたピュアな味わい。
蒸留後には、韓国馬山(マサン)の地下深水を加水。
雑味を取り除いた透明度の酒質は、クリアな味わいのウーロンハイには最適です。

宝焼酎の魅力は、飲み飽きしない味わい。
甲類焼酎の特徴であるクリアな口当たりと、ほのかに感じる甘味はもちろんのこと、スッキリした味わいがあるので、烏龍茶との相性も抜群。

宝酒造というメーカーは、今から100年以上前の1912年(正元年)に、甲類焼酎の元祖である新式焼酎の販売権を獲得。
その新式焼酎の名前を「宝焼酎」として発売したといいます。
甲類焼酎の歴史は、宝酒造と共に始あるといっていいほどです。
宝

◆本格焼酎

芋焼酎 黒霧島

「黒霧島」は宮崎県都都城市にある霧島酒造が製造している芋焼酎です。
そのむかし焼酎作りでは、一般的だった”黒”麹をあえて使用して、コクのある芋焼酎を全国的に認知させた銘柄としてあまりにも有名。
今では、全国のコンビニやスーパーのお酒コーナーで見かけるほどです。

サツマイモ特有の甘みがあり、後味にキレがあり、すっきりとした味わい。
ウーロン茶で割ると、「黒霧島」の切れ味をさらに感じることができます。

麦焼酎 いいちこ

いいちこは、「下町のナポレオン」というキャッチコピーで1979年に発売され、焼酎ブームの火付け役となったといわれた人気焼酎。
減圧蒸留器の導入や、フーゼル油の濾過技術を採用しているので、クリアな酒質が持ち味。
本格焼酎ならではの華やかな香りの中に、甘美でクリアな味わいは、ウーロンハイによく似合います。
麦焼酎 いいちこ

麦焼酎 二階堂

二階堂は、大分県の麦焼酎。
麹・原材料ともに麦を使用し、麦100%を実現した焼酎として、麦焼酎を全国に広めた銘柄です。

麦焼酎特有の香ばしさを感じることができ、それでいてクリアな味わい。
烏龍茶が持つコクと「二階堂」の麦の深い味わいは、飽きのこない飲み心地を約束するでしょう。

そぱ焼酎 雲海

かつての焼酎の原材料といえば、芋や麦、米、黒糖が一般的でしたが、最近では”そば”も有名になりました。
そのそば焼酎を全国区にしたのが、この「雲海」。
そばの奥深い味わいや、マイルドな香りを焼酎の酒質に反映して、瞬く間に世間の支持を得ました。
そばの持つマイルドな香りには烏龍茶がよく似合います。

ウーロンハイのアレンジレシピ

ホットウーロンハイ

焼酎の飲み方の元祖といえば、お湯割りです。
なので、ウーロンハイも、ぜひホットで飲んでみてください。
また、ホットにするとウーロン茶本来の味と香りも堪能できるハズです。
冬には、オススメの飲み方です。

レモン入りウーロンハイ

ウーロンハイにレモンをトッピング。
いたってシンプルな飲み方です。
レモンはもともと焼酎にぴったりの果実なので、ウーロンハイに加えても抜群の相乗効果をもたらします。
ウーロンハイ2杯目の”味変”としてぜひお試しください。

梅足しウーロンハイ

ウーロンハイの焼酎をウイスキーに変えるだけです。
実はウイスキーとウーロン茶は相性がよく、ウイスキーが苦手な方にも飲みやすい味になります。
作り方はウイスキー:ウーロン茶=1:5の割合で混ぜるだけです。
お好みで濃い目にして調節してください。
おすすめのウイスキーも合わせてご紹介します。

缶入りウーロンハイ

サントリー 烏龍チューハイ

中国福建省産の茶葉を使用した本格派のウーロンハイ。
烏龍茶の豊かな香りとさっぱりした風味は、手軽な食中酒としておすすめです。

宝焼酎の烏龍茶割り

宝酒造が作るウーロンハイ。
アルコール度数が6度でコクのある味わいを求めるならおすすめの缶チューハイです。
香料や着色料を一切使用していないので、すっきりした夜を過ごすにはぴったりの一本です。

さいごに

いかがでしたか。
ウーロンハイの魅力は、飲み心地の良さ。
無糖な感じは、食中酒にふさわしいお酒でもあります。
また、甲類焼酎や本格焼酎どちらでも楽しめるのもポイントが高いですよね。

みなさんもぜひウーロンハイを試してみてください。

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