焼焼酎好きへのプレゼントに! 焼酎ボンボン徹底解析
焼酎と言えば蒸留酒の一種ですが、同じく蒸留酒の仲間であるウイスキーやブランデーのように、強めの芳香が口に含んだ時に鼻腔をくすぐる何とも言えない感覚が魅力ですね。
蒸留酒はストレート、ロック、水割り、お湯割りで楽しめます。
また、そのほかにも別名スピリッツと呼ばれ、カクテルベースとして一般的に使われますが、今や好奇心旺盛な日本人は焼酎を使って、様々な楽しみ方を提案しています。
その中でも今回は、「焼酎ボンボン」をご紹介します。
これを読んだら、あなたは今まで知らなかった焼酎の可能性という新しい扉をまたひとつ開くでしょう。
それでは、焼酎ボンボンの世界へようこそ!
焼酎好きへのプレゼントに焼酎ボンボン
知人や友人、恋人など、焼酎好きな人へのプレゼントで悩んだら、きっと相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら、蔵元や主な原料となる芋、米、麦など好みの銘柄を探していくのではないでしょうか?
でも、出来ればサプライズの要素もぜひ加えたいもの。
味や価格、パッケージ、希少価値など基準は人それぞれですが、気軽でオシャレにあなただけのインパクトをアピールしたいなら「焼酎ボンボン」がおすすめです。
一口含んだその日から、いつもと違ったシーンで焼酎をもっと身近に感じてもられるかも知れませんよ。
でもその前に、「ボンボン」とは何ぞや?という方のために、まずはボンボンについてご紹介したいと思います。
ボンボンショコラとは
「ボンボン」とはフランス語のbon(良い)という言葉が2つ連なっている幼児語が所以になっています。
そもそもの作り方は、フルーツやナッツを砂糖でコーティングしたのが始まり。
それが次第にフォンダン(砂糖と水を合わせたもの)やチョコレートも用いるようになります。
このチョコレートを材料にしたものが「ボンボンショコラ」。
中央にキャラメルやお酒を入れて段階を追った味の変化を楽しめるのも特徴です。
日本ではウイスキーが中央に入ったウイスキーボンボンが有名ですね。
国によってはハーブやマシュマロ、キャンディー、ガムなど様々な素材を組み合わせます。この気軽なひと口菓子は幅広い意味で使用され、大人から子供まで世界中の人々に愛されています。
アルコール度数は
焼酎のアルコール度数は製造法によって変わってきます。
日本の酒税法では仕上がりの度数が規制されていて、甲と乙の2種類が定められています。連続式蒸留焼酎の甲類は36度未満で果実酒作りや酎ハイベースに適しています。
単式蒸留焼酎の乙類は45度以下で、こちらは「本格焼酎」と言われるものですね。
一般的に流通している商品のアルコール度数は原酒に水を加えて飲みやすく調整したものが多く、だいたい20度から25度が主流。
焼酎ボンボンは菓子用としてさらに度数を落として販売されています。
有名銘柄の焼酎ボンボン
焼酎蔵編
・百年の孤独 焼酎ボンボン
樽の中で熟成された香り高い麦焼焼酎「百年の孤独」を、チョコレートに練り込ませ3つの味で表現した秀逸の粒揃いです。祖父の代から続くチョコレートショップの三代目として2017年2月、パリのマレ地区に「Les trois chocolats Paris」をオープンしたパティシエールの佐野恵美子さんとのコラボレーションをお楽しみください。
●百年の孤独と天然バニラ マダガスカルカカオのガナッシュ
●高鍋で育てた麦の実を使ったプラリネ
●ブロンドチョコレートと百年の孤独マリアージュ
〈酒蔵/黒木本店〉
明治18年創業以来、焼酎界を牽引する代表格のひとつでもある宮崎県の蔵元。「百年の孤独」は1992年の発売以来、焼酎ファンには不動の存在となっています。
・宝山 焼酎ボンボン
宝山と言えば、芋焼酎とは思えないフルーティー色豊な香り。酒造元と同郷であるパティスリー「YANAGIMURA」とのコラボレーションで実現した贅沢なシリーズです。
木箱に収まった6個入りと8個入りがありますが、すべてを制覇したい、ついそんな気持ちになってしまう完成度の高さです。
6個入り:富乃宝山・吉兆宝山・白天宝山・綾紫印・白豊印・紅東印
8個入り:6個入りに綾紫芋麹全量・芋麹全量がプラス
〈酒蔵/西酒造〉
焼酎製造の常識を覆し、黄麹を用いた製法で芋焼酎の新天地を開いた170年以上の歴史がある蔵元です。そのきっかけとなった宝山は全8種類。2014年IWSC(インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション)アジア最優秀蔵元認定を受け、今世界から最も注目される蔵元のひとつです。
・侍士の門
麹用米として明治時代まで栽培され途絶えていた幻の酒米「白玉米」を復刻し、薩摩芋は源氏芋(げんちいも)と「黄金千貫芋」を使用しています。
黒麹で醸し、滑るような濃厚な旨みとキレの良い「侍士の門」の味わいが、鹿児島にあるパティスリー「YANAGIMURA」柳村豊仁氏の匠な技術によってチョコレートと美しいマリアージュを奏でます。
熊本国税局鑑評会甘藷部門 2年連続優等賞受賞
〈酒蔵/太久保酒造〉
明治43年創業の久保醸造が母体となり、昔ながらの「甕仕込み」製法こだわり続けている蔵元です。量産より良産を目指して、一工程に愛情込めて丁寧に仕上げていくことを誇りとし継承しています。口当たりがまろやかで奥深く風味豊かな味わいが特徴です。
パティスリー編
・ヤナギムラ
パティスリー「YANAGIMURA」は焼酎の故郷、鹿児島県に位置し、県内に3店舗を構える人気店です。
オーナーパティシエの柳村豊仁氏はチョコレートを使用した商品に突出した才能を発揮し、地元の酒として愛してやまない焼酎を使用した菓子作りに挑みます。
その結果「焼酎ボンボン」が大ヒットし、現在も人気を博しています。
県内だけにとどまらず銘酒と言われる蔵元とのコラボレーション企画にも参加し、その好奇心と探求心は焼酎好きが楽しめる可能性を広げ続けています。
鹿児島県産さつま芋とチョコレートをコラボした「薩摩チョコチップス 黄金千貫」は、焼酎造りにも使用されるさつま芋「黄金千貫」を52%のビターなチョコレートでコーティングしている大人気の看板商品です。
公式HP http://www.yanagimura.com/
まとめ
いかがでしたか?焼酎ボンボンの魅力を堪能していただけましたでしょうか?
焼酎産地ならではの地元愛とアイディアが、こんなに素晴らしい味を生み出したのですね。これなら焼酎好きの方も喜んでくれること受け合いです。
賞味期限も2か月ほどあるので比較的余裕を持った準備ができるので安心ですね。
プレゼントやちょっとしたお礼など、あなたもぜひ一度「焼酎ボンボン」を試してみて下さい!
この記事を書いた人
SHOCHU PRESS編集部
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