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焼酎ロックの画像

【焼酎のロック】 特徴や作り方、アレンジまでをご紹介します

焼酎のロックは、グラスと氷、焼酎があれば簡単に作れます。シンプルな飲み方だからこそ、一手間加える事で、味わいがグッと深くなります。そこで、焼酎ロックの特徴やオススメの作り方、アレンジまでをご紹介します。

焼酎のロックにはこんな特徴が

焼酎のロックは、多彩なバリエーションを誇る焼酎の飲み方の中でも、今や定番といっても良いスタイル。焼酎のキリッと締まった味わいを楽しむ人にとっては、今やなくてはならない飲み方といって良いでしょう。
焼酎のロックを口に含んだ最初に感じる、ツンとしたアルコールの印象はストレートに近い味わいです。氷が溶け始めると、甘味が締まるとともに、とろりとした質感が出てきます。味わいの変化を時間と共に楽しめるのが、ロックの特徴です。

ロックの作り方

焼酎のロックを、氷の入ったグラスに焼酎を注ぐだけの簡単な飲み物だと思っていませんか?あと一歩、こだわりポイントを持つことで、焼酎ロックの魅力が増します。

作り方
1.大きめのグラスにロックアイスを入れます。グラスの縁に氷を当てないように傾けて入れるのがポイント。グラスからロックアイスの一部が顔を出すくらいが量の目安。

2.焼酎を注ぐ前に、マドラーでグラスの縁に沿ってクルクル動かして(ステアして)、ロックアイスを4〜5回転させます。不揃いのロックアイスをグラスの中で馴染ませるのと、グラスを冷やすのがポイント。

3. クルクル動かす(ステアする)とロックアイスが溶けるので、一度水を捨てます。

4.焼酎を注ぎます。ロックアイスに当てながら、優しく静かに注ぐよう心がけます。量のポイントは、ロックアイスが水面から少し顔を覗かせるくらい。

5.焼酎を注いだら、最後の仕上げです。焼酎を冷やしてロックアイスとよく馴染ませるために、マドラーで、グラスの縁に沿ってクルクル4〜5回転させて出来上がりです。
ロックの画像

焼酎のロックのこだわり

氷にこだわる

焼酎ロックの魅力を上げるには、氷にこだわりましょう。

●ロックアイス
最近は、自動製氷機付き冷蔵庫も増えたため家庭の氷の質も上がりましたが、固さや溶けにくいという点では、ロックアイスが断然おすすめ。ロックアイスは、気泡や不純物が取り除かれているため透明で、ツルツルして見た目も綺麗。バーで飲むドリンクと遜色がありません。グラスとロックアイスがカラカラと立てる音は、清涼感が伝わってきます。ゆっくりと溶け出すので、焼酎の味わいの変化が落ち着いて感じられます。コンビニでは、袋入りやカップ入りが売っていますが、どちらにしても溶けにくい大きめのアイスを選びましょう。

●自家製アイスを作ってみる

自家製アイスを作ってみましょう。自家製アイスは白濁しがち。白濁では焼酎ロックの魅力は上がりません。冷凍庫で作る氷が白濁する原因は、急激な冷却のため。水道水に含まれる気泡や不純物が除去されず凍ってしまうのです。純度の高い水をゆっくり凍らせると、自宅でも美味しい氷が作れます。

〈美味しい氷の作り方〉
1.市販のミネラルウォーターまたは、煮沸して冷ました水を用意します。

2.製氷皿に1を入れ、ビニール袋などで包みます。冷凍庫の食品の臭いが移るのを防ぐためです。1は全て入れずに残します。

3,ビニールで包んだ製氷皿をタオルなどでさらに包み冷蔵庫に入れて、凍らせます。

4.製氷皿の2/3が凍ったら、凍っていない1/3を捨てて、2で残った水を足します。

5. 製氷皿の中身が凍ったら出来上がり。

こうした、ちょっとした手間で、美味しくて透明な氷が自宅でも作れます。ぜひ、試してみてください。

ボトルの保管は常温

ボトルは冷やさず常温のまま保管するのがポイント。バーチャルショットのようにボトルを冷やす必要はありません。
焼酎をゆっくりと注ぐと、じわりと氷と混じり合います。注ぎたての焼酎は、ツンとしたアルコール感があって、ストレートで味わいと香りが広がります。冷やして飲む焼酎ロックからこそ、ボトルの常温キープにこだわりたい。

小道具

焼酎ロックをさらなる高みに案内するのは、小道具たちです。そんな小道具をご紹介します。

●マドラーまたは、バースプーン
効率良くアイスを回転させるためには、マドラーまたは、バースプーンが必要です。お酒の味わいが素早く、引き締まります。焼酎ロックは、アイスの上に焼酎をふりかけて終わり、ではありません。

●グラス
焼酎ロックの魅力の一つは、グラスとアイスがぶつかって生まれる効果音。カラカラというお馴染みの音は清涼感たっぷり。グラスは、味わいや香りといった味覚以外の五感を刺激する大切な小道具なのです。グラスは薄くて、大きいものを選びましょう。

●コースター
グラスに大粒のアイスを入れて飲むロックは、お酒がキリリと冷えます。ダイレクトに冷えるので、グラスには大粒の水滴が。そんな時はコースターを用意しましょう。最近は、さまざま種類のコースターが市販されているので、ぜひ使ってみてください。

焼酎ロックのアレンジ

最近は、本格焼酎に柑橘類や梅干を入れる人をよく見かけます。アルコールの風味を和らげたり、自分好みの香りに変えるたりすることができます。焼酎ロックも、自分なりの飲み方が楽しめます。ここでは、ちよっとした焼酎ロックのアレンジをご紹介します。

金魚

赤唐辛子と大葉を入れた焼酎ロックを、金魚といいます。最近、人気が出始めた飲み方で、赤唐辛子が金魚に、そして大葉を水草に見立てています。赤唐辛子はカプサイン、大葉はカロテンが豊富。どちらも生活習慣病から守る効能があるので、健康に気を使っている人には理想的な焼酎ロックのアレンジと言えるでしょう。
金魚の画像

河童

スティック状にカットした胡瓜を入れた、焼酎ロックのアレンジ。胡瓜の清々しい緑色は、アイスとの相性もバッチリ。米焼酎や麦焼酎など、比較的香りが優しい酒質に合いそうです。ロックで何杯か飲んだ後、ちょっと物足りないかな?と感じた時のアクセントにおすすめです。
河童の画像

ちょいソーダ

焼酎ロックは、キリッと締まった味わいを楽しむ飲み方です。芋焼酎のような甘い味わいを、もっと感じたい時には、「ちょいソーダ」がオススメ。ソーダのシュワシュワは、焼酎の味わいや香りを立ち上げます。アイスの上にソーダを少量振りかけるだけなので、アルコール感を和らげる効果もあります。

まとめ

いかがでしたか。
焼酎ロックは、今では定番の飲み方ですが、作り方やアレンジによって、もっともっと楽しめる飲み方です。
焼酎に氷をふりかけるだけではなかったのです。
今晩、ぜひ一味違った焼酎ロックを味わってみてください。

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