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【飲んでみた】ほろよい〈ハピクルサワー〉の画像

【飲んでみた】ほろよい〈ハピクルサワー〉

2022-09-17

サワーやチューハイの魅力は、どんなドリンクも”割材”にしてしまう懐の深さ。
甲類焼酎、ジンやウォッカといったスビリッツをお好きなドリンクで割れば、たちまちサワーやチューハイの出来上がりです。
レモンや梅干しは言うに及ばず、コーラで割ればコーラハイ、緑茶で割れば緑茶ハイなど、その組み合わせは無限大。
皆さんも、きっと”ご贔屓”サワーやチューハイがあるハズ。

今日はそんな”ご贔屓”サワーをご紹介します。

今日はそんな”ご贔屓”サワーをご紹介します。

今回ご紹介するのは、「ほろよい〈ハピクルサワー〉」です。

乳酸菌飲料のサワー

乳酸菌飲料のサワーといえば、カルピスサワーが有名ですよね。
乳酸菌飲料をサワーの割材として飲む。
この組み合わせが好きな人も多いと思います。

乳酸菌飲料のまろやかで甘酸っぱい味わいは、ツンとくるアルコールの印象を和らげるのに一役買います。
カルピスサワーを入門アルコール飲料として、お酒に慣れていない時期に飲んだ人も多いことでしょう。
また、今日は健康的に飲みたいな、という時のレパートリーの一つとしてもオススメ。

幼少期に親しんだ乳酸菌飲料は、お酒との相性が良い割材といえます。

乳酸菌飲料のサワーの画像

低アルコール飲料

近頃のお酒のトレンドは、低アルコール飲料といわれています。
略語で「低アル」なんて呼ばれていますよね。

低アルに明確な定義はありません。
酒税法では、アルコール度数1%以上のドリンクは全て「酒類」と定義していますが、各酒類メーカーは低いアルコール度数ながらお酒として楽しめるのは、3%未満を目安にしているようです。
一般的に焼酎の度数が25%、日本酒は15%、ビールが5%ですから、3%未満のお酒というのは、なかなかの低い度数。

甲類焼酎やスピリッツは、もともと割って飲むことを前提にしているお酒。
低アルコール飲料のベースになるお酒は、甲類焼酎、ジンやウォッカといったスビリッツが相応しいのです。
割材のバランス次第で、低アルコール飲料が簡単に作ることができます。
日本酒やワイン、ビールといった醸造酒は、割って飲むお酒ではないので、手軽に低アルコール飲料として楽しめません。

低アルコール飲料を楽しむには、甲類焼酎やスピリッツといったお酒が重宝するのです。
低アルコール飲料の画像

女性も楽しめるサワー

大きなジョッキに注がれたお酒と、もつ焼きの組み合わせは最高ですよね。
「飲む」より「酔う」のが、東京下町の居酒屋の醍醐味です。
度数の高い焼酎を、飲み飽きしないドリンクで割るのが、コスパ良く「酔う」秘訣。
飲み飽きしないドリンクで割ったジョッキに注がれたお酒は、チューハイやサワーと呼ばれるようになり、東京下町が発祥といわれています。

近年は、東京下町で飲まれる男性向けのお酒という印象の強かったチューハイやサワーの認知が、女性にも広がり始めています。
健康志向の高まりもあって、糖質ゼロ・プリン体ゼロの焼酎は女性からも注目されているのです。
美容に良いといわれるお酢やトマトで割った、自家製サワーも人気のようです。

チューハイやサワーは、東京下町の居酒屋だけでなく、健康や美容を整えるお酒としても女性からも注目されているのです。

女性も楽しめるサワーの画像

RTDとは

最近では、購入後そのまま飲めるお酒を、RTD(レディー・トゥー・ドリンク)と呼んでいます。
コンビニやスーパーので、缶に入ったRTD商品を見かけますよね。

大人数でワイワイするよりも、家で一人ゆっくりお酒を楽しむには、RTDは重宝します。
350mlや500mlの缶に入った飲みきりサイズなので、飲酒量をコントロールしたい人に最適。

チューハイやサワーのRTD商品では、銘柄によってアルコール度数が異なります。
2010年代にはストロング系チューハイが、一本で満足できる力強い飲みごたえと、コスパの良さで爆発的なヒットとなりました。
7%をスタンダードとして、3%の低アルコール、9%のストロング系まで選べるのは嬉しいですよね。

アルコール度数が選べるのは、チューハイやサワーのRTD商品の大きな特徴なのです。

RTDとはの画像

ほろよい〈ハピクルサワー〉の味わい

「ほろよい」シリーズは、2009年にサントリースピリッツ株式会社から発売。
2009年ですから、発売以来14年も続いているロングセラーブランドなんですね。

やさしい味わいで心地よく楽しめるアルコール度数3%の低アルのお酒として、多彩な味わいのラインナップが人気。
「白いサワー」「グレープ」「もも」「アイスティー」といった通年商品をベースに、季節商品も展開しています。
ほろよいくらいがちょうどいい、自分のペースで楽しめる優しいチューハイなんです。

人気女優を起用したCMも話題ですよね。

スピリッツの画像
〈ハピクルサワー〉は、2019年10月に、「ほろよい」シリーズの新フレーバーとして発売。
ちょうど3年前ですね。
品目は、リキュールになります。
リキュールの画像
見てください、この懐かしい色。
幼少期によく飲んだ、甘酸っぱいあのドリンクを彷彿とさせますよね。

「ハピクルサワー」の画像
グラスに注ぐと炭酸がふんわりと、香りを運んでくれます。

それでは、いただきます。

「ハピクルサワー」の画像

うーん。甘酸っぱい濃厚さと、すっきりした炭酸がハーモニー。
もう少し甘いと予想しましたが、酸味の陰に隠れるくらいの甘さ。
とてもスッキリしています。
ドリンクとしてしっかり味わえて、アルコールは後から追っかけてます。
まさに、「ほろよい」といった印象。

休日の午後、リラックスしたい時に飲むお酒としていいかもしれませんね。

「ハピクルサワー」の画像

まとめ

いかがでしたか。
現在のお酒のトレンドは「低アル」。
「低アル」とはつまり、「ほろよい」なのですね。

14年前から低アルRTD商品を販売している、サントリースピリッツの先見性は素晴らしい、の一言。
みなさんもぜひ、「ほろよい〈ハピクルサワー〉」を味わって見てくださいね。

〈銘柄データ〉
【ほろよい〈ハピクルサワー〉】
メーカー/サントリースピリッツ(株)
主原料/乳酸菌飲料、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、カラメル色素
アルコール度数/3%

サントリー「ほろよい」ブランドサイト

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